Article Detail
菱洋エレクトロ、インターフェース開発の米ベンチャー企業と資本提携
米国Tactus Technology,Inc.との資本提携ならびに
国内総代理店権取得に関するお知らせ
菱洋エレクトロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大内 孝好、以下「当社」)は、このたび米国のTactus Technology,Inc.(以下「Tactus社」)と資本提携を行い、日本国内における総代理店権ならびに海外代理店権を取得いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.資本提携の理由
Tactus社は、マイクロ流体という技術を用いて、平面のタッチパネル上にボタンを浮き上がらせる画期的なインターフェースの開発を行っているベンチャー企業です。同社のインターフェースを用いたタッチスクリーンはタイピングのスピードと正確性、そしてユーザーの満足度の向上に貢献する新しい技術であり、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末のみならず、さまざまなインターフェースにも対応することが見込まれており、市場拡大への期待感が高まっています。
※参考画像は添付の関連資料を参照
当社は、Tactus社の国内総代理店として、液晶パネルメーカーやエレクトロニクスメーカーを中心に同社製品の販売、サポートを開始いたします。
2.資本提携の内容
Tactus社とのパートナーシップをより円滑に進めるとともに、同社の経営基盤強化および製品開発力の向上に貢献することを目的として、当社は同社の優先株式2,376,425株(発行済株式総数に対する割合2.37%)を取得することにより、同社に資本参加いたします。
3.資本提携の相手先の概要
※添付の関連資料を参照
4.今後の見通し
本件が当社の2014年1月期の連結業績に与える影響は軽微でありますが、今後、当該ビジネスにより、2016年度5億円の売上を目指してまいります。
以上
【Tactus Technology,Inc.について】(URL:http://www.tactustechnology.com)
Tactus Technology,Inc.はカリフォルニア州フレモントに本社を置くベンチャー企業で、ユーザーの操作によりパネル表面に透明なボタンが浮き沈みするタッチスクリーン「Tactile Layer(TM)」を開発したダイナミックユーザーインターフェイスの革新的なデベロッパーです。
2011年12月にベンチャーキャピタルから$6,000,000の資金調達を完了しており、先進的なパネルをモバイル、コンピューティング、コンシューマエレクトロニクス、車載製品などタッチスクリーンを使うさまざまな製品に展開を進めています。
【菱洋エレクトロ株式会社について】(URL:http://www.ryoyo.co.jp)
1961年2月設立のエレクトロニクス商社。東京証券取引所第1部に上場しており、資本金は136億7,200万円。半導体、システム情報機器、ソフトウェア、電子部品などの販売、技術サポートを行っており、三菱電機、ヒューレット・パッカード、インテル、マイクロソフト、オラクル、ルネサスエレクトロニクスなど国内外の有力メーカーの製品を取り扱うとともに、「流通」・「医療」・「省エネ・エコ」といった分野に対して様々なサービス・ソリューションの構築・提供を行っています。