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矢野経済研究所、ビッグデータアナリティクス市場に関する調査結果を発表
ビッグデータアナリティクス市場に関する調査結果 2013
〜ビッグデータアナリティクス市場は2020年には3,422億円に〜
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内ビッグデータアナリティクス市場の調査を実施した。
1.調査期間:2013年9月〜11月
2.調査対象:国内ITベンダーおよびユーザー企業等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、ならびに郵送アンケート調査、文献調査併用
<ビッグデータアナリティクス市場とは>
本調査におけるビッグデータアナリティクス市場とは、ビッグデータ市場のうち、BI(ビジネスインテリジェンス)、統計解析、数値解析、テキストマイニング、ソーシャルリスニング、レコメンドエンジン、アクセス解析、画像解析、センサーデータ解析に活用されるソフトウェアもしくはSaaS、それらのインテグレーション(ハードウェアを除く)、解析サービスおよびコンサルティングといった人的サービスを対象とし、事業者売上高ベースにて算出した。
【調査結果サマリー】
◆ビッグデータアナリティクス市場規模は2012年1,097億円、2020年には3,422億円を予測
2012年のビッグデータアナリティクス市場規模は事業者売上高ベースで1,097億円、2012年から2020年のCAGR(年平均成長率)は15.3%で推移し、2020年には3,422億円になると予測する。
成長の原動力となるのは、データを活用した企業運営の高まり、新たな統計解析ソフトウェア等の出荷、センサーデータの大量発生による新たな産業の創出などが予見できるためである。
◆センサーデータ量の飛躍的な増大とともに、ビッグデータアナリティクス市場の成長が加速
2020年までのビッグデータアナリティクス市場を短期、中期、長期において展望すると、短期(2012〜2014年)では、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールなど既存ツールの普及が進むとともに、非構造データの解析などへのトライアルも進展し、解析受託サービス市場も拡大する見込みである。
中期(2015〜2017年)では、簡易な解析ソフトウェアなどが登場し、ビッグデータアナリティクス市場の裾野が拡大する。またセンサーデータも増えはじめ、新たな価値を見出すための動きが活発化するとみる。
長期(2018〜2020年)では、ビジネス運営にデータを活用することが一般化され、データ流通のインフラが重要性を増し、データマーケットプレイスなど新たな産業の創出が予測される。ワイヤレスセンサーネットワークも本格導入の動きがみられ、ビッグデータアナリティクス市場は継続的な成長が見込まれる。
【資料発刊】
資料名:「ビッグデータ市場の実態と展望 2013−2014」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C55121600
※リリースの詳細は添付の「オリジナルリリース」を参照