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アルティマ、米社製の高画質・小型・ポータブル超音波システムを発表
アルティマ、Cephasonics(セファソニックス)社製高画質・小型・ポータブル超音波システム「cQuest(シークエスト)Dragonfly(ドラゴンフライ)(TM)」を発表
〜超音波診断装置として医療機器に、非破壊検査装置として産業用用途でOEM早期開発が可能に〜
半導体・システム機器の輸入、販売及び技術サポートを手がける株式会社アルティマ(本社:神奈川県横浜市港北区新横浜1−5−5、代表取締役社長:三好哲暢、以下アルティマ)はこのたび、アルティマが取り扱うCephasonics,Inc.(本社:米国カリフィルニア州サンタクララ、CEO:RichardリチャードTobiasトバイアス、以下セファソニックス社)の新製品である、超音波システム「cQuest(シークエスト)Dragonfly(ドラゴンフライ)(TM)」ファミリを発表致します。
「cQuest Dragonfly(TM)」は、高画質で小型、軽量、ポータブルな超音波システムです。
医療分野においては、画像診断の用途で循環器、乳腺、産婦人科、臨床検査などで超音波診断装置としての活用や遠隔・救急医療などでの利用が見込まれます。また、産業用途では、非破壊検査装置として、ビルやトンネル、橋などの老朽化、工場配管亀裂などの劣化検査など、従来外部からしか検査できなかった場所などの内部を破壊することなく容易に検査が可能になり、今後インフラなどの安全管理での利用が期待されます。
「cQuest Dragonfly」のシステムハードウェアは、全ての超音波フロントエンドに必要なA/D変換、電源回路、MCUおよび、システムデザインに好評なAutoFocus(TM)ビームフォーミング・テクノロジーによって構成されているため、お客様は独自のソフトウェアの開発に注力することができ、短期間で超音波診断装置の製品化が可能になります。
通常のソフトウェアの開発では、ハイエンド、ミドルレンジ、ローエンドといった機種ごとにそれぞれ専用のソフトウェアが存在し、各機種のハードウェアのバージョンアップをするたびに、それに対応するソフトウェアのアップグレードも必要となり多大な工数が発生します。「cQuest Dragonfly(TM)」では、同梱の「cQuest Ultrasound API(TM)ソフトウェア」をお客様ご自身の上位ソフトウェアと共にご利用いただくことにより、製品の機種レベルを意識することなく共通のソフトウェアとして使用することが可能になり、開発工数・リソースの大幅な削減につながります。
このように「cQuestDragonfly(TM)」ファミリをご使用いただくことで、医療や産業機器のアプリケーションに特化した製品を容易にかつ早期に開発させることができます。アルティマでは、超音波診断装置や非破壊検査装置を製造するメーカへのOEM市場への販売を予定しています。
■「cQuest Dragonfly(TM)」ファミリの特徴
・高画質:32ch/64chで192素子のプローブ(※1)までサポート
・小型:サイズ12.7cmx11.5cmx5.1cm
・消費電力:20W
・軽量:重さ0.9Kg
・「cQuest 超音波API」により共通のソフトウェアベースを提供可能
■製品仕様
・完全な32ch/64ch 送受信超音波システム
・「cQuest Ultrasound API(TM)ソフトウェア」搭載
・Cephasonics 受信AFE モジュールおよびAutoFocus(TM)受信ビームフォーマー
・送信ビームフォーマーで3レベル&5レベルパルシング(最大140Vpp)
・40Msps、12bit受信アナログ・フロントエンド
・高耐圧および低圧電源を15VDCの1入力で対応
・カラー各モードに対応(CFM,PWD,PDI,CWD)
・高耐圧および低圧電源を15VDCの1入力で対応
・カラー各モードに対応(CFM,PWD,PDI,CWD)
・消費電力:20W
■「cQuest Dragonfly(TM)」ファミリの詳細:http://www.altima.co.jp/products/cephasonics/dragonfly.html
*以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照
※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
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■株式会社アルティマ
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TEL:045−476−2195
お問合せフォーム:https://www.altima.co.jp/inquiry/inquiry.html