Article Detail
日本IBM、バックアップ運用基盤「Tivoli Storage Manager」の最新版を提供開始
バックアップ運用基盤 Tivoli Storage Manager 最新版を提供開始
管理インターフェイスの向上で、可視化に加え、構成、設定、アクションなどの操作で、容易なバックアップ運用を実現
日本IBM(社長:マーティン・イェッター)は、バックアップ・リストア運用管理基盤ソフトウェアの最新版「IBM(R)Tivoli Storage Manager V7.1」および、VMware仮想環境向けバックアップ・リストア運用管理基盤ソフトウェアの最新版「IBM Tivoli Storage Manager for Virtual Environments V7.1」を発表します。
価格は「IBM Tivoli Storage Manager V7.1」が8,996円から、「IBM Tivoli Storage Manager for Virtual Environments V7.1が4,662円から(どちらも税込、管理対象サーバーの10プロセッサー・バリュー・ユニット(*)あたり)で、本日よりIBMおよびIBMパートナー経由で販売を開始します。
企業の成長を支えるITシステムが複雑化する中、重要な資産であるデータの管理についても、全体を統合的に管理しながら、バックアップやリストア(復元)を確実に実行し、データ資産を保持できる効率的な管理が望まれています。さらに、バックアップの時間やリストア時の業務再開までの時間を短縮することにより、ビジネスへの影響を最低限抑えたデータ管理への要求もますます高まっています。
「IBM Tivoli Storage Manager」は、複雑化するITシステムのバックアップ運用管理を容易にするためのソフトウェアです。管理者インターフェイスであるTivoli Storage Manager Operations Centerにて、ウェブ・ブラウザから複数のTivoli Storage Managerサーバーからクライアントを統合的に管理します。環境全体を把握できるダッシュボードから個々の詳細情報までをドリルダウンで確認することができます。これにより、故障時の早期対応も支援します。
今回発表の「IBM Tivoli Storage Manager V7.1」では、Tivoli Storage Manager Operations Centerでの構成の把握やモニタリングというこれまでの可視化の機能に加え、バックアップ・サーバーへの操作にも対応できるようになりました。例えば、サーバーやクライアントの設定変更やクライアントの追加登録といった管理者の運用が容易になります。また、データのバックアップだけでなく、ストレージプール(保管データ)、Tivoli Storage Managerデータベース(バックアップ・データの管理情報)のバックアップも実行できるようになります。また、リストア時に、バックアップ・サーバーを切り替える自動フェールオーバー機能を追加しました。これらの機能により、バックアップ運用管理負担の軽減を実現します。
「IBM Tivoli Storage Manager for Virtual Environments」は、仮想環境でのバックアップ運用管理を支援し、バックアップの効率化やデータのリカバリーを実現するソフトウェアです。
本日発表の「IBM Tivoli Storage Manager for Virtual Environments V7.1」では、バックアップ・データを実際にリストアすることなく検証することが可能な「インスタント・アクセス機能」および、業務サーバーの障害時にバックアップ・データへ仮想的にアクセスすることにより即時復旧を可能にする「インスタント・リストア機能」が追加されました。これらの機能により、仮想マシンのダウン・タイムを最小限にとどめ、お客様のビジネス機会の損失を防ぎます。
「Tivoli Storage Manager Operations Center」の画面イメージはこちらをご覧ください。
http://www.ibm.com/jp/press/2013/121301a.jpg
*プロセッサー・バリュー・ユニット(PVU)とは、IBMのソフトウェア・ライセンス体系のひとつで、ソフトウェアが稼働するプロセッサーの種類により価格体系が定められています。
<製品情報>
・IBMのストレージ管理(バックアップとリカバリー)
http://www.ibm.com/software/products/ja/subcategory/SWJ10
IBM、IBMロゴ、ibm.com、Tivoliは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
VMwareは、VMware,Inc.の商標です。