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ダイハツ、福祉車両「タントスローパー」と「タントウェルカムシート」をフルモデルチェンジ
ダイハツ福祉車両「タントスローパー」「タントウェルカムシート」
福祉車両の「フレンドシップシリーズ」をフルモデルチェンジ
◇製品画像は添付の関連資料を参照
ダイハツ工業(株)は、福祉車両「フレンドシップシリーズ」の「タントスローパー」「タントウェルカムシート」をフルモデルチェンジし、12月12日(木)から全国一斉に発売する。
軽自動車の福祉車両は、コンパクトなボディサイズや、優れた経済性・利便性などが評価されて、販売台数を着実に伸ばしてきた。その中でダイハツの「フレンドシップシリーズ」は、軽自動車福祉車両の中で約40%のシェア(※1)を獲得している。
今回のフルモデルチェンジでは、「タントスローパー」と「タントウェルカムシート」の2種類を改良。新型タントの進化した広さ・使いやすさやフラットなフロアなどのユニバーサルデザインを活かして、福祉車両としての使い勝手を追求した。
「タントスローパー」は、軽自動車で唯一のミラクルオープンドアと車外からもスライド可能な助手席による使い勝手の良さに加え、電動ウインチの標準装備など福祉車両としての使いやすさをとことん追求し、福祉の視点で圧倒的に使いやすいクルマとした。
「タントウェルカムシート」は、ミラクルオープンドアのタントだけが実現できる大空間により、お客様の使用シーンに応じて選べる2種類の昇降パターンを設定。福祉用途のユーザーに加え、日常の乗り降りをラクにしたい日常用途のユーザーまで幅広いお客様のご要望に応えるクルマとした。
また、「タントスローパー」「タントウェルカムシート」共に、カスタムグレードを初めて設定。さらに多くのお客様からご好評の衝突回避支援システム「スマートアシスト」を全グレードに設定。その他、価格設定も見直し、入り口価格を従来に比べタントスローパーで約15万円、タントウェルカムシートは約17万円の値下げを実施した。
※1:2012年度実績 ダイハツ調べ
*概要*
<主な改良点>
「タントスローパー」
・車いすの乗せ降ろしの負担を軽減する電動ウインチを全車標準装備
・車いす乗車スペースの床面傾斜角を従来の約12°から約8°に変更。車いす乗車スペースをよりフラットに近づけることで、車いすでの乗車時の快適性を向上
・スロープ突出長を従来に比べ、約95mm短くすることで、より狭いスペースで車いすの乗り降りを可能にし、さらにスロープ幅を約15mm拡大することで、乗車可能な車いすの最大幅を拡大
・リヤシート背もたれの折畳みを従来よりも簡単にし、さらにヘッドレストの取り外しを不要とすることで、リヤシートの収納手順を大幅に簡略化。また、リヤシートを取り外すと、さらに広い足元スペースを確保する事ができ、リクライニングタイプなど全長の長い車いすも対応可能
・ダイハツのスローパーシリーズで初めて車いす乗車者用3点式シートベルトを採用
「タントウェルカムシート」
・シートリフト機構を一新し、昇降時の頭上高さを更に拡大、昇降シート車最大の頭上スペースで背の高い方でも快適な乗り降りを実現
・フットレストの高さを見直し、膝の曲がり角度を緩和
・リモコンポケットを新設することで、ワイヤレスリモコンをスムーズに取り出し可能に
*メーカー希望小売価格(消費税非課税)*
◇添付の関連資料を参照
以上