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東芝テック、値引きシール文字認識対応「画像処理式縦型スキャナ IS−890T」を発売
日本初!値引きシール文字認識対応
「画像処理式縦型スキャナ IS−890T」の発売について
〜将来のデファクトスタンダードへの一歩〜
「画像処理式縦型スキャナ」
※添付の関連資料を参照
東芝テック株式会社は、国内食品スーパー・量販店向けとして、「画像処理式縦型スキャナIS−890T」シリーズを2011年(平成23年)4月1日から発売します。
「IS−890T」シリーズは、これまでレーザー光線を利用したバーコードスキャン方式を、CCDカメラでの画像処理方式に変更し、値引きシールの文字を直接認識するという今までにない特徴を兼ね備えた製品です。
東芝テックでは、1987年に業界初となる縦型スキャナ(縦型にスキャナを配置)を発表し、現在のデファクトスタンダードとなって多くの利便性を創出してきました。また、店舗における値引きを正確に効率よく行い、値引きミスを軽減するために使用する値引きバーコードシステムも開発・販売してきました。しかし、値引きバーコードシステムについては、値引きミス軽減という導入効果が得られる反面、値引きバーコード処理の作業工数・ランニングコスト負担という導入企業側の負荷の軽減が課題として存在していました。
このたび発売する「IS−890T」シリーズは、この課題を解決すべく値引きラベルの文字を直接認識するという日本初となるテクノロジを開発・新搭載し、従来のような値引きバーコードを発行することなく、レジでの値引き処理の自動化により、次のような課題解決・導入効果を創出することが可能になりました。
【導入効果1】:値引きバーコードが不要になるためランニングコストと作業の軽減になる
【導入効果2】:値引きバーコード発行システムが不要になり初期投資の抑制になる
【導入効果3】:QRコードがバーコードスキャンと同様に読み込むことができる
【導入効果4】:携帯電話に表示されたバーコードやQRコードもスキャン可能になり販促手段の幅が広がる
なお、値引きシール文字認識機能は、当社製品ご利用のエンドユーザー様に幅広くご利用いただけるよう、従来の値引きバーコードをスキャンした場合と同じ情報をPOSレジに送ることにより、当社POSシステムであればスキャナを変更するだけで、この値引きシール文字認識機能をソフトウェアの変更なしに利用できるよう配慮しています(※値引きバーコード対応済みシステムが前提)。
また、商品を購入される消費者にとっては必ずしも必要ではない値引きバーコードがなくなることにより、商品の外観を損なうことがなくなり、顧客満足度向上効果も期待されています。
「IS−890T」シリーズは、2月8日から開催される『スーパーマーケット・トレードショー2011』および3月8日から開催される『リテールテックJAPAN2011』に出展されますので、ぜひご来場いただき、日本初となる値引きシール文字認識機能をご体感ください。
<「IS−890T」の特長の特長>
1.日本初、値引きシール読取で大幅コスト軽減
30円引き、半額等の値引きシールを直接文字認識が可能(日本初)。
これまで値引き処理を自動化するために利用されてきた値引きバーコードが不要になることにより、ラベルコストや貼付け作業工数の削減が可能。またシステム初期投資コストも抑制。
2.QRコード、携帯画面のバーコードもスキャン可能で販促の接点に
画像処理方式により、従来方式ではスキャンできなかったQRコードもスキャン可能。専用読取スキャナの追加設置することなく通常のスキャナでバーコードもQRコードも読み込めるようになります。
携帯電話に表示されたバーコードやQRコードもスキャン可能ですので、クーポンバーコード配布など顧客販促の接点として活用の幅が広がります。
<「IS−890T」の発売概要>
商品名:画像処理式縦型スキャナ IS−890T
発売日:2011年(平成23年)4月1日
価格:オープン価格
発売地域:全国
無償保障期間:6カ月(テックエンジニアリング株式会社(※)<全国150カ所のサービス網>が担当)
※2011年(平成23年)4月1日付で東芝テックソリューションサービス株式会社に社名変更予定
販売予定数:10,000台/年間
販売ターゲット:食品スーパー・量販店、ホームセンター、ドラッグストア
※「IS−890T」の主な仕様など詳細は、添付の関連資料を参照