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パテント・リザルト、水質検査技術参入企業に関する調査結果を発表
水質検査技術、特許総合力トップ3は東芝、栗田工業、島津製作所
経営分析、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルトはこのほど、水質検査技術について、参入企業に関する調査結果をまとめました。
水質検査は、「水ビジネス」という観点ではあまり注目されていませんが、水処理のあらゆる場面で必要となる技術です。今後、日本の水処理関連技術が海外展開されていくと同時に、各企業が持つ高度な水質検査技術もより注目されていくと予想されます。
今回の調査では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました(2010年11月末時点のパテントスコアに基づき評価)。
その結果、「総合力ランキング(※)」では、1位 東芝、2位 栗田工業、3位 島津製作所となりました。
※ 総合力ランキング表は、関連資料参照
冒頭述べたように、水質検査はあらゆる種類の水処理において必要となる技術ですが、1位の東芝は上下水道管理における水質検査について、2位の栗田工業は冷却水、純水・超純水製造装置周辺のような工場関係の水質検査について、3位の島津製作所はTOC計(全有機炭素測定装置)について強みを持っており、それぞれ異なる特徴があります。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポートBの「特定技術分野の競合分析:水質検査技術」に掲載しています(税込10万5,000円)
【レポート収録内容】
水質検査の分野における
・出願件数の年推移
・出願件数ランキング(権利者ベース)
・審査ステータス分類
・パテントスコア分布
・競合状況を可視化する権利者スコアマップ
・パテントスコア上位10件の特許リスト
・経過情報から見た主要企業比較
・引用情報から見た主要企業の対競合影響度
・発明者分析
【納品形態】
冊子1冊。
CD−ROMにレポートのPDF、分析に使った特許公報リストCSVを収録。
特許分析ツール「Biz Cruncher:ゴールド」2週間ご利用権(分析母集団を使ってご自身でも調査していただけます)。
レポートのサンプルはこちらを参照。
http://www.patentresult.co.jp/img/c-reportB.pdf
※個別特許の経過情報付きリストをご希望の場合は、別途お見積もりいたします。
【調査対象】
・出願日が1992年以降で、1993年から2010年11月末までに公開された特許公報が対象。公開、登録、公表、再公表のすべてが対象で、登録と、公開・公表・再公表が重複している場合は、登録を優先。企業等の集計単位は権利者ベースとしております。
【納期】約1週間
水質検査のほか、上下水道管 漏水防止・補修技術、バラスト水、水処理膜、薬品、ろ過装置、MBR、海水淡水化、ポンプに関するレポートも承ります。また個別にカスタマイズしたレポートをご希望の方は、お問い合わせください。
<お申し込み方法>
ご希望のレポート名を明記の上、お問い合せフォームよりお申込み下さい。
http://www.patentresult.co.jp/contact.html
※総合力の評価では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を企業ごとに集計し、そのうち分析母集団における平均点以上のパテントスコアの値を合算(権利者スコアと呼んでいます)。平均点以上のものだけを集計している理由は、パテントスコアが低くても特許件数が多いことによって総合力が上がってしまうことを防ぐためです。