イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

パナソニック、デジタル電源・モーター制御に最適なインバーターマイコンを開発

2013-12-10

インバータコンバータ制御を1つのマイコンで実現
デジタル電源・モータ制御に最適な高性能インバータマイコンを開発
家電/産業/車載機器向けに2013年12月から順次量産

 *製品画像は添付の関連資料を参照

 パナソニック株式会社オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、家電/産業/車載機器のデジタル電源[1]制御やモータ制御に最適なシステムコントローラとして高性能インバータマイコンMN103HFシリーズを開発し、2013年12月より順次量産出荷を開始します。本インバータマイコンシリーズはシステムの合理化と機器の小型化、開発効率の向上に貢献します。

 製品名   :32ビットインバータマイコン
 シリーズ名 :MN103HFシリーズ
 量産開始  :2013年12月
 量産規模  :100万個/月

 当社は1998年から家電分野のエアコンや洗濯機などモータを回転させる機器の低消費電力化/低騒音化に貢献するインバータ制御方式に最適なモータ制御用マイコンシリーズを開発、販売してきました。今回、ますます重視される省エネ性能の向上を目指し、より高度なモータ制御への対応や、今後普及が見込まれるデジタル電源などに最適な機能、性能を持った新たなマイコンシリーズを開発しました。本マイコンシリーズは専用演算命令や高分解能PWM[2]、高速高精度AD変換機能などを搭載し、家電・産業機器のモータ制御や、サーバー・車載のデジタル電源、次世代パワーデバイス[3]応用機器などに幅広くご活用いただけます。


【特長】

1.専用命令搭載でモータ制御と電源制御を1つのマイコンで同時に実現可能
 従来のインバータ命令に加え業界初(※1)のコンバータ命令を追加することで演算時間が1/3(※2)になり、システム制御を合わせたトータル処理時間を当社従来比40%削減しました。これによりモータ制御と電源制御を同時に実現可能にしました。

2.業界トップクラス(※1)の低リップル[4]出力制御により後段回路の小型化を実現
 高分解能PWM(278psec)と12ビット高速ADコンバータ(変換時間:0.6μs)の実装により、業界トップクラス(※1)の電源の低リップル出力(±0.8%以下@1kW出力)が可能になりました。これによりリップル対策のための平滑コンデンサの容量を削減することが可能です。

3.当社独自のノイズ回避機能で計測誤差の少ないモータ制御や電源制御を容易に実現
 モータの出力電流や電源の出力電圧を正確に計測するため、スイッチングノイズ回避機能付きADコンバータを搭載しました。これによりノイズ対策の回路設計、ソフトウェア設計の容易化を実現します。

 ※1:組込みマイコンとして 2013年12月4日当社調べ
 ※2:当社従来品MN103SFE3K比


【用途】
 家電・産業機器のモータ制御、サーバーや基地局、環境対応車などのデジタル電源制御、LED・HID照明制御


 *以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照

Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版