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みずほ情報総研、医療・健康情報分析ソフト「healthage」の機能を拡充
―健保組合・共済組合の「データヘルス計画」策定・評価を支援―
医療・健康情報分析ソフト「healthage(R)(ヘルサージュ)」を機能拡充
みずほ情報総研株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西澤 順一)は、独自開発の医療・健康情報分析ソフト「healthage(ヘルサージュ)」の機能を拡充し、Ver.2.0として2013年12月より健康保険組合や共済組合等の職域保険の医療保険者向けに提供を開始いたします。「healthage」はソフトウェア単独でのご提供に加え、お客さまからデータをお預かりして分析するアウトソーシングサービス(データ処理代行サービス)、さらにはデータヘルスへの対応も含めた保健事業計画策定支援等などのコンサルティングサービスとして、提供してまいります。
2013年6月14日に閣議決定された『日本再興戦略』では、予防・健康管理の推進の一環として、全ての健康保険組合等に対して「データヘルス計画(仮称)」の作成・公表・実施・評価を求めることが盛り込まれました。同計画は、医療保険者がレセプトデータ等を分析し、分析結果に基づいて加入者の健康保持増進策を定めるものであり、2014年度からの計画策定と、2015年度からの実施・評価が予定されています。医療保険者にとって、医療費適正化に資することが期待される一方、データ分析の手法は必ずしも確立されていないのが現状です。
そこで、みずほ情報総研では、昨年度に実施した「生活習慣データと健診・医療データの分析・活用に関する研究」で得られた有効な分析手法を取り入れ、独自開発の医療・健康情報分析ソフト「healthage」の機能を強化いたしました。「healthage」は、医療情報(レセプトデータ)と健康情報(健診データ)を統合したデータベースを作成することにより、簡単な操作で現状分析や統計資料の作成ができ、保健事業のPDCAを支援するソフトです。今回の機能強化のポイントおよび提供形態は以下の通りであり、加入者数においては我が国でも有数の「みずほ健康保険組合」でも導入いたします。
<医療・健康情報分析ソフト「healthage(ヘルサージュ)」の機能強化ポイント>
・分析機能の高度化
個人ごと、検査値ごとの改善、悪化等より詳細なレベルでの保健指導効果の経年把握を可能に
・結果活用の充実化
生活習慣病予防、重症化予防等保健事業のさまざまな場面で簡単に活用できる個人別健診・医療受診の履歴データを出力可能に
<「healthage(ヘルサージュ)」の提供形態>
・ソフトウェア単独でのご提供
ソフトウェアの導入・保守サービスをご提供いたします。
・アウトソーシングサービス(データ処理代行サービス)
お客さまからデータ(レセプトデータ、健診データ、被保険者マスタ)をお預かりし、弊社データセンターでデータ分析を代行します。分析結果とともに分析報告書を作成しますので、お客さまの事務処理負担を軽減します。
・コンサルティングサービス
「healthage」導入またはアウトソーシングサービスを実施したお客さまに対し、データヘルスへの対応も含めた保健事業計画策定支援等のコンサルティングを実施し、保健事業を継続的にサポートします。
みずほ情報総研は、「healthage」の提供をはじめとし、各種保険者の業務運営や医療費適正化への取り組みを支援するとともに、医療・健康分野でのシステム構築・運用を通じ、コアテクノロジーであるITで明日の暮らしを支える社会基盤をデザインし、その実現に貢献してまいります。
>「healthage」の詳細についてはこちらをご覧下さい。
http://www.mizuho-ir.co.jp/solution/improvement/manage/strategy/healthage/index.html
*healthageは、みずほ情報総研株式会社の登録商標です。