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テュフラインランド、エネルギースタープログラムなど対応のエネルギー効率試験サービスを開始
テュフ ラインランド ジャパンの試験所がEPA試験所に
エネルギースタープログラム
およびカナダ認証制度に対応するエネルギー効率試験サービスを開始
このほど、テュフ ラインランド ジャパンの試験所(テクノロジーセンター(横浜市)、大阪ラボ(大阪市))が、エネルギースタープログラムの新制度の下、米国環境保護庁(EPA)の認定試験所に登録されました。今回の認定を受け、各種製品カテゴリー(オーディオビデオ機器、コンピュータ、サーバー、画像装置、電話類、充電器、ディスプレイ)でのエネルギー効率試験が可能となり、ご利用頂ける試験・認証サービスが拡大します。
すでにテュフ ラインランドの北米事務所がエネルギースタープログラムの認証機関として登録されているため、テュフ ラインランド ジャパンは今後、エネルギースタープログラムの試験と認証をあわせてご提供できるようになります。さらにテュフ ラインランドの北米事務所は、カナダ天然資源省(NRCan)のエネルギー効率認証プログラムにおいて、カナダ規格評議会(SCC)より認証機関としての認定も受けていますので、テュフ ラインランドが発行するエネルギー効率試験の試験成績書はカナダにおいても有効です。蛍光灯安定器、乾式変圧器、家庭用電気機器、AC−DC外部電源装置、AC−AC外部電源装置の試験実施・試験成績書の発行が可能です。
エネルギー効率に関して世界各国が定める要求事項の中には、エネルギースタープログラムやカナダの制度と共通するものもあり、テュフ ラインランド ジャパンは各国向けの評価もあわせて認証サービスをご提供してまいります。欧州のエコデザイン指令、カリフォルニア州やオーストラリアのエネルギー効率要求事項等、複数の認証制度の適合性評価にかかるコストの削減とリードタイムの短縮化を実現できます。
今後は、環境・省エネ市場分野での各種サービスをさらに充実し、信頼できる第三者認証機関としてエコロジー分野における確かな製品認証を提供してまいります。
米国環境保護庁(EPA):
米国議会で制定された環境法を施行する行政機関。施行にあたり、各種規則を制定できる。また、国内規格を策定する場合もある。この場合、州や部族はEPA規則により、規格への適合が求められる。さらに、EPA規則の施行や、企業に対して各種要求事項に関する理解を促進するための活動も行っている。
http://www.epa.gov
カナダ規格評議会(SCC):
カナダの国営企業で、国内の標準化を効率的かつ効果的に推進するため、各種権限を有する。本部所在地はオタワ。運営審議会(15人で構成)を設置している。
http://www.scc.ca
カナダ天然資源省(NRCan):
カナダの天然資源の責任ある開発利用と、天然資源関連の自国製品の競争力強化を目的とする行政機関。エネルギー資源、森林資源、鉱物資源、金属資源の分野における科学技術の中心的役割を担う。さらに、地球科学の専門知識を駆使して、カナダの広大な土地に眠る天然資源に関する最新データの構築・維持を行っている。
http://www.nrcan-rncan.gc.ca/
<テュフ ラインランド ジャパン株式会社について>
テュフ ラインランドは、技術サービスの提供で世界をリードする企業です。テュフ ラインランドは140年の歴史を持ち、ドイツのケルンに本拠を置いています。拠点は世界5大陸61カ国に490カ所を超え、従業員数は1万3850名。年間売上高は約12億ユーロです。当グループの基本理念は、安全と品質に関する規格を持続可能な形で発展させることにあります。テュフ ラインランドの従業員は、技術の進歩なくして社会と産業の発展はあり得ないという信念を持って業務にあたっています。そして、革新技術、製品、機器を安全で責任ある方法で使用することの重要性を強く認識しています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトに参加しています。