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三菱重工など、ブラジルで電気バスと急速充電システムを開発し走行試験開始
ブラジルで電気バスと急速充電システムの開発・実証試験を推進
〜公共交通に適合した電気バス運用技術の確立を目指して〜
三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)および三菱商事株式会社(以下、三菱商事)は、サンパウロ都市圏運輸公社(EMTU/SP:Empresa Metropolitana de Transportes Urbanos de Sao Paulo S.A.、ブラジルのサンパウロ州交通局傘下で公共路線バス運営を管轄する公社)およびバス運営会社であるメトラ社(Metra Sistema Metropolitano de Transportes Ltda.)と電気バスの走行試験契約を締結しました。
走行試験は2014年8月までの予定で、同州で電気バスと急速充電システム(パンタグラフ式)を開発・実証しながら、公共交通市場のニーズに適合した電気バスシステム関連技術の確立を目指すものです。全長18mとなる2連接の大型電気バス1台の開発(*)が完了し、同電気バスを用いながら、州都サンパウロ市域のバス路線において、一般乗客を乗せた走行試験および評価を行っていきます。
今回の電気バス走行試験開始を記念し、現地では2013年11月19日に、サンパウロ州交通局長、関係市長や関係企業の幹部が出席してセレモニーを開催しました。
※参考画像は添付の関連資料を参照
中南米の公共交通機関はバスが中心で、環境対策の観点から電化ニーズも高まっています。サンパウロ州は特に環境意識が高く、7万台規模の全バスを2020年頃までに再生可能エネルギー対応に置き換える計画を持っています。三菱重工、三菱商事の両社は、今回のプロジェクトを通じたパートナーシップを足掛かりに、ブラジルをはじめとする中南米の電気バス市場を積極的に開拓していきます。
(*)2013年5月、メトラ社グループでトロリーバスを製造するエレトラ社(Eletra Industrial Ltda.)、三菱重工、三菱商事との間で、電気バスの共同開発契約を締結済。
【参考資料】
※添付の関連資料を参照
担当窓口:交通・輸送ドメイン http://www.mhi.co.jp/cats/index.html
担当窓口:エネルギー・環境ドメイン http://www.mhi.co.jp/ee/index.html
担当窓口:機械・鉄構事業本部 http://www.mhi.co.jp/machine/index.html
以上