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三菱電機、中国語カーナビシステム用「マルチモーダル文字入力HMI」を開発

2013-11-23

中国語カーナビの文字入力を簡単にし、快適操作
「マルチモーダル文字入力HMI」を開発


 三菱電機株式会社は、次世代の中国語カーナビゲーションシステム用として、中国独特の発音記号(■音:ピンイン)を使った■■(カンピン)・全■(ゼンピン)に加え、手書き・音声認識の計4種類の文字入力が簡単にできる「マルチモーダル文字入力HMI(ヒューマンマシンインターフェース)」を開発しました。
 開発した文字入力システムは、「第43回東京モーターショー2013」(2013年11月23日〜12月1日、於:東京ビッグサイト)に出展します。

 ■音(ピンイン):中国語の発音をアルファベットで表記する方法
 ■■(カンピン):各漢字の頭文字を入れて、予測によって文字を入力する方法
 全■(ゼンピン):各漢字をすべてアルファベットで入力する方法

 ※■印の文字の正式表記・参考画像は、添付の関連資料を参照


<開発の特長>
1. 4種類の文字入力と使いやすいデバイスを組み合わせ、簡単かつ快適に操作
  ・■■(カンピン)・全■(ゼンピン)・手書き・音声認識の計4種類の文字入力が可能
  ・カーソルボタンやジョグダイヤルなどユーザーが使いやすいデバイスを組み合わせ、簡単かつ快適な操作を実現

2. LEDディスプレイ付きタッチパッドで手書き入力が可能
  ・入力した文字の軌跡が残るLEDディスプレイ付きタッチパッドを採用
  ・表示部を見ずに、直前の入力文字を確認

3. ハンドルにタッチパッドを設置し、操作性を向上
  ・タッチパッドをハンドルの中央に配置し、左右どちらの指でも入力が可能
  ・タッチパッドを曲面形状にすることで、ハンドルと調和したデザインを実現


<開発の背景>
 世界最大のカーナビ市場である中国は、今後も需要拡大が期待されています。
 一方、1958年に制定された現代標準中国語の発音記号である■音(ピンイン)は、30代より若い世代は小学校までに学習しますが、年齢が高い層は表記することが困難です。さらには、広東語に代表される普通語の発音とは異なる地方言語が多数存在し、世代に関係なく■音(ピンイン)に不慣れな中国人が多数存在するなど、カーナビの文字入力システムの改善が求められていました。
 当社は今回、頭文字を入れて予測による文字入力が可能な■■(カンピン)をはじめ、全■(ゼンピン)・手書き・音声認識の計4種類の文字入力を可能にした、誰でも使いやすいHMIを開発しました。
本開発での成果の一部は「第43回東京モーターショー2013」に出展する当社コンセプトカー「EMIRAI 2(イーミライツー)」に搭載しています。


<特許>
 国内1件、海外1件、意匠 国内2件 出願中


<開発担当研究所>
 三菱電機株式会社 デザイン研究所
 〒247−8501 神奈川県鎌倉市大船五丁目1番1号
 FAX 0467−41−2142
 http://www.MitsubishiElectric.co.jp/corporate/randd/inquiry/index_id.html

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