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住友ベークライト、自動車機構部品用フェノール樹脂成形材料を開発

2013-11-19

自動車機構部品用フェノール樹脂成形材料に【超】速硬化材料
SUMIKON(R)PM−5310(タイプ:J黒)を新たにラインアップ


 住友ベークライト株式会社(本社:東京都品川区、社長:林茂)は、モーター用ブラシホルダ、ヒートインシュレータ、ハウジング類、プーリなどの自動車機構部品用途で長年の実績があるガラス繊維強化フェノール樹脂成形材料を製造販売しています。
 この度、お客様での成形プロセス時間の短縮に貢献する新たな材料として、【超】速硬化フェノール樹脂成形材料「SUMIKON(R)PM−5310(タイプ:J黒)」を開発し、ラインアップ致しました。「SUMIKON(R)PM−5310(タイプ:J黒)」は、ノボラック型フェノール樹脂をガラス繊維で強化した成形材料で、自動車用機構部品として必要な機械特性、耐熱性を持ちつつ、成形プロセス時間の大幅な短縮が可能な成形材料です。
 従来のフェノール樹脂成形材料は、熱可塑性エンジニアリングプラスチックに比べて、成形プロセス中の硬化時間が長いことが課題でしたが、「SUMIKON(R)PM−5310(タイプ:J黒)」は、標準的な厚みを持つ成形品の成形プロセス中の硬化時間を、従来のフェノール樹脂成形材料と比べて、1/2以下とすることを可能としました。また、熱可塑性エンジニアリングプラスチックのひとつであるガラス繊維強化ポリフェニレンサルファイド成形材料(PPS−GF)と比較しても厚み5mmで硬化(冷却)時間が同等、厚み10mmでは硬化時間が1/2以下となります(当社評価結果による)。
 さらに、「SUMIKON(R)PM−5310(タイプ:J黒)」は、成形プロセスにおける金型内での硬化特性に優れることから成形品表面硬度が安定し易く、高寸法精度、バリの低減などの効果も見込まれ、従来適用が困難であった用途に対しても適用の範囲を広げる可能性を持った材料です。住友ベークライト株式会社は、信頼性の高いフェノール樹脂成形材料で自動車部品から産業機の機構部品製品で製品性能・信頼性だけでなく、お客様の「生産性改善」へ幅広く貢献致します。


−硬化試験(試験片膨れ具合)−

 ※添付の関連資料「参考資料」を参照

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