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富士通SSL、ハッキング対策の「標的型攻撃対策ソリューション」を強化し提供開始
標的型攻撃対策ソリューションを強化
〜製品ラインナップの拡充と当社サービスの組み合わせにより、強固な多層防御を実現〜
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(本社:川崎市中原区小杉町、代表取締役社長:川口浩幸)は、特定の企業や公共機関などを狙った悪意のあるハッキング行為への対策「標的型攻撃対策ソリューション」を強化し、11月11日に提供開始します。
近年、機密情報の詐取を目的に特定の組織や人物を狙った標的型攻撃が増加の一途を辿っています。当社はその対策として「標的型攻撃対策ソリューション」を2012年より提供しており、複数の対策を適切に組み合わせる多層防御でお客様の安全安心なIT環境の維持・運用を支援しています。
「標的型攻撃対策ソリューション」は、未知のマルウェア(注1)からの攻撃を防御する「クライアント対策」、ホワイトリストによる悪意のあるプログラム実行を防御する「サーバ対策」、入口/出口で攻撃を検知し通信を遮断することで不正侵入を防御する「ネットワーク対策」、高速かつ柔軟にログを検索・分析し、万一のトラブル時の負荷を軽減する「運用管理」の4つのカテゴリで構成されています。
今般、当社は本ソリューションについて、取り扱い製品を計12製品に拡充し、業務サーバのセキュリティ機能をはじめ、悪質なWebサイトへのアクセス制限や外部からの不正通信のブロック機能、運用管理機能を強化しました。
当社は今回強化した「標的型攻撃対策ソリューション」の提供により、お客様の重要な情報資産の保護とシステム全体のセキュリティ強化をより一層ご支援します。
なお、11月15日に開催する当社主催の「富士通SSL ソリューションフォーラム2013」にて、本ソリューションを展示紹介いたします。また、同フォーラムのセミナーでは「サイバー攻撃対策に関する『政府の最新動向』と『SIの勘所』」をテーマに富士通株式会社 小林俊範氏の講演を予定しています。
※概要イメージは、添付の関連資料を参照
【「標的型攻撃対策ソリューション」概要と強化点】
※添付の関連資料「参考資料」を参照
【富士通SSL ソリューションフォーラム2013】
開催日時:2013年11月15日(金曜日)
デモ展示:10時〜17時(受付10時〜16時30分)
会場:THE GRAND HALL(品川)
詳細:http://www.ssl.fujitsu.com/forum/[富士通SSL 公開Webサイト]
【注釈】
注1:マルウェア
コンピュータウイルス、ワーム、スパイウェアなど「悪意のこもった」ソフトウェアのこと。
注2:C&Cサーバ(Command and Controlサーバの略)
外部から侵入して乗っ取ったコンピュータを利用したサイバー攻撃で、踏み台のコンピュータを制御したり命令を出したりする役割を担うサーバコンピュータのこと。
注3:SIEM(Security Information and Event Managementの略)
セキュリティ情報およびイベント管理のこと。
【株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリについて】URL:http://www.ssl.fujitsu.com
当社は富士通グループの一員として、ソフトウェア開発・システム構築を中心に事業を展開してきました。現在、あらゆる業種に適用できる幅広いソリューションを、自社ソリューション商品群『PoweredSolution(パワード・ソリューション)』として、Webサイト、CRM(Customer Relationship Management)、ワークフロー、GIS(地理情報システム)、情報活用、情報統合、セキュリティ、開発・運用基盤の8つのカテゴリに体系化し、様々なお客様にご提供しています。
また、オープンソース・ソフトウェア(OSS)に対応できる高い技術力と万全なサポートにより、お客様に安心してご利用いただけるOSS環境をご提供します。
当社は1990年にシステムインテグレータ認定、1996年にはISO9001の認証を取得しました。セキュリティ関連では、2003年にセキュリティ監視サービスでBS7799およびISMS認証基準の認証を取得し、2006年には全社レベルでISO27001の認証も取得、2008年にプライバシーマーク付与の認定を受け、さらに2009年には世界で初めて情報セキュリティ格付を取得しました。また、当社のRuby技術者育成への取り組みやRubyに関する高い技術力が認められ、2011年にRubyアソシエーション認定システムインテグレータGoldも取得しています。
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上