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三菱重工、ビル空調システム向け次世代型集中制御リモコン装置を開発
ビル空調システム向け次世代型集中制御リモコン装置「SL4」を開発
ウェブサーバー機能・9インチ大型カラー液晶タッチパネルを搭載
三菱重工業は、ビル空調システム向けに次世代型集中制御リモコン装置「SL4」を開発しました。ウェブサーバー機能や9インチ大型カラー液晶タッチパネルの搭載により、多機能と簡便・快適な操作性を両立したのが特長で、機器の制御監視にとどまらずビル全体の省エネ管理にも活用できるようになりました。当社製ビル用マルチエアコンおよびパッケージエアコンとの組み合わせが可能で、11月20日に発売します。
SL4の9インチ液晶画面は、ブラック基調に青・赤・黄・緑・灰の5色カラーで空調機の状態を表示します。パネル周辺に白色を採用することで鮮明さと高視認性を実現しました。また、パネル露出部の厚みは、構造面の抜本的見直しにより業界で最も薄い23mmを実現。スタイリッシュなデザインに仕上がっています。
※製品画像は添付の関連資料を参照
通信面では、LAN(Local Area Network:構内通信網)機能およびウェブサーバー機能の標準搭載により、パソコン画面で空調機の設定・操作・監視および運転データのダウンロードを行うことができます。加えて、マルチタッチ技術を採用したタブレット端末に監視画面を表示することも可能です。
省エネでは、最終段階の緊急停止モードを含め4段階のデマンド(需要電力)制御機能を搭載。第1段階はプラス・マイナス2℃の設定温度シフトで、第2、3段階では圧縮機を停止させるサーモオフに移行します。さらに、運転時間積算値の“見える化”機能も装備し、きめ細かいエネルギー管理ができるようにしました。
当社は引き続き、ビル用空調システムをはじめとする空調機器事業の拡大を目指し、市場でニーズが増大している高効率かつ操作性に優れた製品を開発していきます。
■ビル空調システム用次世代型集中制御リモコン装置「SL4」の主な仕様
※添付の関連資料「主な仕様」を参照
・担当窓口:冷熱事業本部(http://www.mhi.co.jp/aircon/index.html)
以上