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三菱マテリアル、日本新金属の秋田工場で炭化タングステン粉末生産能力を増強

2013-11-07

日本新金属社秋田工場における炭化タングステン粉末生産能力増強について



 三菱マテリアル株式会社の連結子会社である日本新金属株式会社は、この度、同社秋田工場(秋田県秋田市)内に建設していた第二タングステン棟を完成させ、10月31日に竣工式を実施し、炭化タングステン(※1)粉末の生産能力を増強いたしましたので、お知らせいたします。

 日本新金属社秋田工場は、国内で唯一のタングステン製錬工場であり、タングステン鉱石あるいは超硬工具スクラップから、炭化タングステンの中間原料であるパラタングステンアンモニウム(APT)粉末、そして最終製品である炭化タングステン粉末までを一貫して生産しております。

 今回の生産能力増強は、主な需要先である当社超硬工具(※2)の販売拡大に伴う原材料安定供給体制の確立に加え、日本新金属社本社工場(大阪府豊中市)と秋田工場の並行生産によるリスク分散を目的としたものです。
 今般の第二タングステン棟の完成により同社秋田工場の生産能力は倍増し、本社工場とあわせた同社全体の生産能力は約20%増強されます。また、今後秋田工場で実施予定の追加工事により、来年4月以降の同社全体の生産能力は、更に約10%増強が図られる予定にあります。

 三菱マテリアルグループは、「人と社会と地球のために」の企業理念のもと、現在取り組んでおります中期経営計画「Materials Premium 2013」において、「海外市場、特に新興国市場への展開」、及び「“マテリアル・プレミアム”の実現」を軸に、成長戦略を推進しております。
 当社超硬製品事業が海外市場展開を拡大する中、日本新金属社は、超硬製品の原材料となる炭化タングステン粉末の原材料安定供給、及び天然由来資源の使用量削減を目的として、当社超硬製品事業と連携してレアメタル資源である超硬工具スクラップ回収事業に取り組んでおります。当社とのシナジー効果「“マテリアル・プレミアム”の実現」により、タングステン一貫生産をさらに拡大することで、資源循環型の社会システム構築を目指してまいります。

 ※1 炭化タングステン・・・・・タングステンカーバイド(WC)のこと。
 ※2 超硬工具・・・・・・・・・・・炭化タングステンを、コバルト(Co)で結合した超硬合金からなる工具


以上


(ご参考)

 *添付の関連資料「参考資料」を参照

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