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矢野経済研究所、化粧品市場に関する調査結果を発表
化粧品市場に関する調査結果 2013
〜前年度に続き、「時短」を訴求した多機能型製品が好調に推移〜
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の化粧品市場の調査を実施した。
1.調査期間:2013年6月〜9月
2.調査対象:化粧品ブランドメーカー、化粧品受託メーカー、化粧品原材料メーカー・商社、流通業者等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびに文献調査併用
【調査結果サマリー】
◆2012年度の国内化粧品総市場規模は前年度比100.8%の2兆2,900億円
2012年度の国内化粧品市場規模は、前年度比100.8%の2兆2,900億円(ブランドメーカー出荷金額ベース)となった。日本の化粧品市場では、限られたシェアをめぐっての既存メーカーとの競争激化をはじめ、外資系メーカーのプレステージ市場の強化、さらには異業種企業の新規参入など、競争環境が厳しくなっている。
◆伸長目立つ男性用化粧品では、機能性を訴求したスキンケア製品が台頭
2012年度の製品分野別市場規模については、スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、フレグランス、男性用化粧品の全てのカテゴリーで前年度実績をクリアする推移となった。
スキンケアやメイクアップ市場では前年度に引き続き「時短」を訴求した簡便型の製品が、ヘアケア市場ではノンシリコン処方の製品が好調に推移した。また、男性用化粧品市場では化粧水などの整肌料で美白、にきびケア、アンチエイジングなどの機能性を訴求した製品がいずれも好調に推移した。
【資料発刊】
資料名:「2013年版 化粧品マーケティング総鑑」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C55114900
※リリースの詳細は添付の「オリジナルリリース」を参照