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東芝ソリューション、埼玉高速鉄道に「鉄道輸送計画ICTソリューションSaaS」をクラウドで提供

2013-10-26

東芝ソリューション埼玉高速鉄道
『鉄道輸送計画ICTソリューションSaaS』をクラウドで提供開始
〜臨時ダイヤも迅速に作成。他路線乗り入れでも、ダイヤ変更をスムーズに実現〜



 東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:河井信三)は、株式会社東芝と共同開発した『鉄道輸送計画ICTソリューションSaaS(TrueLine(R))』を埼玉高速鉄道株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:近藤彰男)に提供し、10月より運用を開始しました。

 埼玉高速鉄道は、沿線の"埼玉スタジアム2○○2(にまるまるに)"での開催試合に応じ、頻繁に臨時列車を運行しています。しかし、同社は東京メトロ南北線東急目黒線に乗り入れをしているため、臨時ダイヤを検討する際も他社線ダイヤの影響や、乗務員の運用を含め幅広く検討する必要性がありました。このため輸送計画の高い専門性が必要である計画担当者に労力がかかる課題がありました。
 これらの課題を解決するために、今回、『鉄道輸送計画ICTソリューションSaaS(TrueLine(R))』の「基本ダイヤ作成サービス」と「乗務員運用作成サービス」を、ファーストユーザとして運用を開始しました。

 「基本ダイヤ作成サービス」では、直感的な操作により手書きに近い感覚でスジ描画ができ、様々なダイヤ検討を容易にします。「乗務員運用作成サービス」では、乗務員の運転時間や休憩時間などの勤務条件を考慮し、乗務するダイヤの自動(分割/接続)提案により、検討を支援します。また、各種チェック機能で問題点をアラーム表示しヒューマンエラーを防止します。データベースは共通で管理するため、ダイヤ図、仕業表、行路表、駅時刻表などの各種帳票も同時に作成され業務の効率化が図れます。
 埼玉高速鉄道では、ダイヤ改正など変更があった場合は、本サービスを使えば手作業に比べ業務時間が4分の1になると想定しています。

 今後、東芝ソリューションは東芝と共同で、鉄道事業者に向けて、トータルな輸送計画ソリューションサービスを提案していきます。また、海外の鉄道事業者向けにも利用できるよう、多言語対応していることで、クラウドの特長を活かし、海外鉄道事業者に、日本の優れた鉄道運行ノウハウを低価格なSaaSで提供します。サービス化された日本の鉄道技術を使用することで全世界の鉄道が安定輸送・定時運行を実現し、省エネもあわせ、地球環境に優しい鉄道事業に向けて貢献を目指します。


 *図1・図2など以下リリースの詳細は、添付の関連資料を参照


 ※TrueLineは、東芝ソリューション株式会社の登録商標です。


 東芝グループは「地球内企業」としてより良い地球環境の実現のため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度を基準として2050年度までに10倍(ファクター10)に高めることを目指します。効率の良いエネルギー供給機器の開発や、環境に配慮したオフィス・家電製品の製造、販売を通じて、2025年度に1億1,770万トンのCO2削減の寄与などの地球温暖化防止をはじめとした、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。


<お客様からのお問い合わせ先>
 東芝ソリューション株式会社
 流通・運輸ソリューション営業部
 電話:03−3457−4293


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