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ブロードネットマックス、大規模集合住宅通信サービス向け屋内型GE−PONリピーターを発売

2013-10-24

大規模集合住宅への通信サービス展開に最適な屋内型GE−PONリピーターを発売
〜幹線の光ファイバ心数、センター設備の削減に貢献〜



 (株)ブロードネットマックス(本社:東京都港区、代表取締役社長 新宮 壽人)は、ケーブルテレビ事業者向けに、CATVセンターから集合住宅間の光ファイバ少心化を実現する光引込ソリューションのひとつとして、屋内型GE−PONリピーター「GPR−1101」の販売を開始いたしました。

 ケーブルテレビ事業者がGE−PONシステムを使用して集合住宅各戸に通信サービスを提供するには、CATVセンターと集合住宅各戸をそれぞれ光ファイバで接続するため、大規模集合住宅への引込には多くの心数を要します。これに対して当社では心数削減に役立つ波長多重機能や電子分配機能などを有した屋内型GE−PONリピーター「GPR−1101」を開発いたしました。

 本製品はCATVセンター側装置(OLT(※1))と加入者宅側装置(D−ONU(※1))の間である集合住宅MDF室に設置されるもので、1台で4系統のPON信号を取り扱うことができます。通常4系統のPON信号伝送には4心の光ファイバを要しますが、本製品とOLTの双方に波長多重対応光リンクモジュールを使用し、さらに波長多重対応フィルタを組み合わせることで、4系統のPON信号を1心で波長多重伝送することが可能となりました。これにより、光ファイバ1心で最大256台(※2)のD−ONUと接続することができ、CATVセンターから集合住宅間の少心化が図れます。
 また、通常1つのPONインターフェースあたり64分岐で設計するGE−PONですが、本製品の有する電子分配機能によりPONインターフェースあたりのカバー範囲を最大256分岐(※3)まで拡張することができます。これによりOLTに配備されるPONインターフェース数を削減し、サービス開始初期の投資が抑えられます。加入者増には本製品による電子分配数を減らしPONインターフェースを追加することで、棟内改修を行うことなく対応が可能です。さらにPON信号の中継機能も有しているため、CATVセンターから最大40km離れた集合住宅へのサービス提供も可能です。

 本製品は(株)アイ・キャン(本社:山口県岩国市、代表取締役社長柏原伸二)様で初めてご採用いただきました。また、同機能を有する柱上設置型GE−PONリピーター「GPR−1901」もラインアップしています。当社は集合住宅への光引込ソリューションを豊富に取り揃え、ケーブルテレビ事業者の幅広いニーズにお応えしてまいります。


 *製品写真などは、添付の関連資料を参照


<備考>
 ※1:OLT(Optical Line Terminal)、D−ONU(Data−Optical Network Unit)
 ※2:4波長×64台(当社GE−PON OLTでは一つのPONインターフェースに64台のD−ONUの接続が可能)
 ※3:電子分配4分配×光スプリッタ64分配


以上

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