ソフトフロントと日本制禦機器、ＩＳＤＮ−ＮＧＮ変換器の商品化で業務提携

ソフトフロントと日本制禦機器、「Ｄａｔａｗａｙ【ＤＷ−ＮＧＮ−１００】」の商品化に向けて業務提携


　株式会社ソフトフロント（東京本社：東京都港区　代表取締役社長：阪口　克彦　以下、ソフトフロント）と日本制禦機器株式会社（本社：大阪府高槻市　代表取締役社長　兼　社長執行役員：山下　克己　以下、日本制禦機器）は、日本制禦機器のＤａｔａｗａｙシリーズに、ソフトフロントのＮＧＮ技術を融合させ、ＩＳＤＮ（＊１）−ＮＧＮ（＊２）変換器の商品化（商品名：Ｄａｔａｗａｙ（ＤＷ−ＮＧＮ−１００））を行います。

　ＮＴＴグループが２０１０年１１月に発表しているように、今後は従来の加入電話回線やＩＳＤＮ回線により提供されているサービスが段階的にＩＰ網へと移行してまいります。ＩＳＤＮは、音声通話やＦＡＸ通信のほか、データ通信としてビル管理やエレベータ等の遠隔保守、ＰＯＳ（＊３）やクレジット決済のデータ送受信、ＥＤＩ（＊４）などの企業間取引、拠点間接続等のバックアップ回線などにも使われ、２０１０年９月末現在で５２０万回線が利用されています。そのため、既存のＩＳＤＮを利用していた機器のＩＰ網への移行が課題となっておりますが、このたび商品化していくＩＳＤＮ−ＮＧＮ変換器「Ｄａｔａｗａｙ（ＤＷ−ＮＧＮ−１００）」を用いることで、機器や設備の大規模な変更を行わずにＩＰ網への移行対応を円滑に行うことが可能となります。

　ソフトフロントは、ＮＧＮ（Ｎｅｘｔ　Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ　Ｎｅｔｗｏｒｋ／次世代ネットワーク）において、高音質電話、テレビ電話、データコネクト対応ＳＤＫなど幅広い分野における対応とアプリケーション開発に注力してきております。一方、日本制禦機器は、有線・無線を問わず多彩な通信インターフェース（ＲＳ−２３２Ｃ（＊５）やＲＳ−４８５（＊６）など）をもつ機器をＬＡＮに接続するための変換器「Ｄａｔａｗａｙ　（データウェイ）シリーズ」の商品開発を行ってきております。

　両社の保有する技術を共有し、融合させることで大きなシナジー効果が発揮されると考え、業務提携基本契約を締結し、まずは、日本制禦機器のＤａｔａｗａｙシリーズに、ソフトフロントのＮＧＮ技術を融合させ、ＩＳＤＮ−ＮＧＮ変換器の商品化を行ってまいります。


※　「Ｄａｔａｗａｙ（ＤＷ−ＮＧＮ−１００）」の特徴」など詳細は、関連資料参照