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富士通、位置情報を活用したクラウドサービスをパッケージ化し海外で販売開始
位置情報を活用したクラウドサービス「SPATIOWL」をパッケージ化し、海外で販売開始
サービスメニューの細分化など、お客様の多様なニーズに対応し、ビッグデータ利活用を推進
当社はこのほど、さまざまなセンサーや車両から収集した位置情報を活用するクラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL(フジツウ インテリジェント ソサエティ ソリューション スペーシオウル)」のパッケージ版を海外向けに販売します。
これにより、データを国外に持ち出せない海外のお客様も、自国のサーバにパッケージ版を導入することで、「SPATIOWL」のサービスを利用できます。
また、従来から提供しているクラウド版の「SPATIOWL」についても、お客様のこれまでの用途を踏まえ、機能を細分化して組み合わせることでさまざまな活用ができるサービス構成に一新しました。
なお、今般、「SPATIOWL」のトライアルサイトを新設し、同サービスの機能を簡単な登録でお試しいただけるようにいたしました。
[関連リンク]
「SPATIOWL(スペーシオウル)」サービスサイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/convergence/service/spatiowl/
本サービスは、10月14日(月曜日)から18日(金曜日)に開催される「第20回 ITS世界会議 東京2013」に出展します。
昨今、コンピュータ性能の向上、ネットワーク回線の高速化、多種多様なセンサー技術の進化により、ビッグデータの活用が注目されています。その中でも、走行する車両やデジタルデバイス(機器)、センサーからは、速度や位置の情報を得ることができ、これらの情報を有効に活用することで、渋滞や路面状態、地域の天候や安全に関する情報など、新たな情報を生み出すことができます。
当社は、この新しい付加価値を提供する位置情報活用のクラウドサービス「SPATIOWL」を、2011年6月よりグローバルに提供してきました。このほど、さらに多くのお客様に利用いただけるよう、以下の通りサービスを拡充します。
<本サービスの特長>
1.海外でパッケージ販売を開始
これまで、当社のデータセンターでお客様のデータをお預かりしていましたが、データを国外に持ち出せない海外の公共系のお客様などの、外部と遮断された自社センターでの運用に対する要望を踏まえ、海外のお客様向けにパッケージ版を販売します。
2.メニューの自在な組み合わせをクラウド版にて実現
クラウド版「SPATIOWL」のサービス構成を一新し、機能別に細分化されたオプションサービスをお客様の用途によって自在に組み合わせることが可能になります。
3.トライアルサイトを提供
「SPATIOWL」を使ってみたいという要望に対して、お客様、パートナー、学術研究者などに、簡単な登録で利用できるトライアルサイトを用意しました。
<販売価格、および販売時期>
※添付の関連資料を参照
<販売目標>
2015年度までに売上20億円(当社の決算期は3月末日です)。
<商標について>
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
<関連リンク>
・「SPATIOWL(スペーシオウル)」サービスサイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/convergence/service/spatiowl/
・位置情報を活用した新しいサービス「SPATIOWL(スペーシオウル)」を提供開始(2011年6月14日 プレスリリース)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/06/14.html