サカタのタネ、ネットショップ「サカタのタネっと」をオープン

国内園芸サイト初の「パノラマ・バーチャルショップ」採用
『サカタのタネっと』が11 月22 日オープン
直営の園芸専門店と連動、初心者など新規顧客の開拓へ


　サカタのタネは、ネットショップ『サカタのタネっと』（http://sakata-tanet.com）を2013 年11 月22 日にオープンします。初心者やライトユーザー、ギフトユーザーをターゲットにした園芸専門のショップで、「園芸店での買い物の楽しさをネット上で手軽に体験」をコンセプトに園芸ファンのすそ野の拡大を狙います。店舗での買い物をネット上で疑似体験できるよう、国内の園芸ネットショップとしては初となるパノラマ・バーチャルショップ「パノラマ・ガーデン」を併設しました。パノラマ撮影技術を使い当社の直営店「ガーデンセンター横浜」（横浜市神奈川区）を再現。店内を歩いているような感覚でオンラインショッピングを楽しめます。当初は高品質の園芸商品をそろえたセレクトショップ的に展開し、当社オリジナルの種子や園芸資材をメーンに球根、花鉢物、洋蘭など約200 アイテムをそろえてます。売上計画は３年後の2016 年度に１億円の予定です。

　※参考画像は添付の関連資料を参照

　現在、国内のネット通販事業の総売上高は約10 兆円に迫る勢いで急成長を遂げています。サカタのタネでは、当社発行の通信販売カタログと連動した通販サイト「サカタのタネ オンラインショップ」（http://sakata-netshop.com/shop/）を1999 年に開設、新品種や人気品種、希少品種を中心に常時2,000 点以上を品ぞろえし、年々売り上げを伸ばしています。このサイトは、園芸に関する知識の豊富な中・上級者が多いのが特徴ですが、今回、新設するネットショップ『サカタのタネっと』は、園芸初心者、ライトユーザー、ギフトユーザーをおもなターゲットにしました。狙いを明確にした２つのＥＣサイトをそろえることで新たな顧客を開拓し、当社のネット事業の拡充を目指します。

　「サカタのタネっと」は当社の直営店「ガーデンセンター横浜」をベースにしている点が大きな特徴です。バーチャルな空間である同サイトとリアルの空間である同店との関連性を高めることで両者の相乗効果を狙っており、国内園芸通販サイトでは初となるパノラマ・バーチャルショップ「パノラマ・ガーデン」を併設しました。同店内を360 度のパノラマ写真で撮影し、画像処理を施すことでネット上に店舗空間を再現。ご自宅などでも「ガーデンセンター横浜」内を歩いているような感覚でショッピングが楽しめます。なお、店内画像は春や秋など品ぞろえが変わる時期に更新を予定しており、季節感を演出します。

　また専門用語や植物名が分からなくても楽しめるように、「野菜苗」「肥料」など一般的なカテゴリー設定に加え、「食べたい」「贈りたい」「冬のガーデニング作業はコレ」など、目的別のメニューを備えました。例えば「食べたい」の項目を選択するとミニトマトの野菜苗などが表示され、「贈りたい」の項目ではギフトの用途別、価格帯別に表示されます。このほか法人様向けのギフトや特注の絵袋種子などノベルティー商品の要望にお応えする専用窓口を設置します。

　商品管理と発送は「ガーデンセンター横浜」の店頭在庫と連動しており、基本的には同店の取扱商品をお客様にお届けします。ご注文からお手元に商品が届くまでの期間は３日から７日となり、シーズン前に予約をいただくことが多い従来の園芸通販サイトに比べて、季節の商品をよりスピーディー、かつタイムリーに届けることができます。品ぞろえでは、種苗メーカーとしての専門性や同店のバイヤーが持つ商品企画力を生かし、高品質の商品を厳選したセレクトショップ的に展開します。当初は、当社のオリジナル種子や園芸資材などを扱いますが、今後は徐々に商品群を拡大し、観葉植物、野菜苗、花苗、青果物や地元産の加工品なども販売予定です。売上計画は今期2013 年度に1,000 万円(2013 年11 月-2014 年5 月の7 か月間)、３年後の2016 年度に１億円を予定しています。

　※通販サイト『サカタのタネっと』の概要とロゴマークは添付の関連資料を参照