Article Detail
オリンパスメディカルシステムズ、外科手術用エネルギーデバイスを発売
世界初(※1)、バイポーラ高周波と超音波が同時出力可能な外科手術用エネルギーデバイス
「THUNDERBEAT(サンダービート)」を日本で発売開始
2種のエネルギー源を1本のデバイスで使用でき、手術時間短縮をサポート
オリンパスメディカルシステムズ株式会社(社長:田口 晶弘)は、内視鏡下外科手術や開腹手術において、血管封止や組織の切開・剥離(はくり)を行うエネルギーデバイス「THUNDERBEAT(サンダービート)」を、2013年10月7日から日本で発売します(※2)。
外科手術用エネルギーデバイスとは、手術の際に血管の封止や組織の切開・剥離を行うものです。高周波や超音波などのエネルギーを使用して組織を高温にすることで、たんぱく質の変性を促し、血管壁同士をつないで封止、切離を行います。
今回発売する「THUNDERBEAT(サンダービート)」は、日本国内のドクターの意見を多数反映し、優れた操作性が期待できる製品です。1本のデバイスで、血管の封止に優れるバイポーラ高周波エネルギー(※3)と、組織の切開に優れる超音波エネルギーの2種を同時に出力できる機能を世界で初めて実現しています。それぞれのエネルギーの長所を兼ね備え、迅速な血管封止や切開・剥離操作で手術時間の短縮をサポートし、医師および患者様の負担軽減への貢献が期待できます。
※1:2013年10月1日時点、自社調べ。バイポーラ高周波と超音波を同時に出力可能なエネルギーデバイスとして
※2:欧米とアジア一部地域においては、2012年3月より順次発売をしています
※3:双極型の電極で組織をつまみ、高周波電流を通電させることで、凝固および血管封止させます
●発売の概要
販売名(個別構成品名含む):サージカル ティシュー マネジメント システム サンダービート(※4)
価格(税込み) :97,650円
発売予定日 :2013年10月7日
※4:長さやグリップの違いにより、ラインアップが複数あります。また、システム本体である「サージカル ティシュー マネジメントシステム 超音波凝固切開装置USG−400」「高周波焼灼電源装置ESG−400」と組み合わせて使用します。
●主な特長
1.世界で初めてバイポーラ高周波エネルギーと超音波エネルギーを同時出力
2.迅速な血管封止や切開・剥離操作で、手術効率の向上に貢献
3.1本のデバイスで多様な操作が可能
*製品画像などは、添付の関連資料を参照
本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお問い合わせ先>
オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡お客様相談センター
TEL:0120−41−7149