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矢野経済研究所、2013年健康食品受託製造市場に関する調査結果を発表

2013-10-03

健康食品受託製造市場に関する調査結果 2013
〜健康食品市場における参入企業の増加を背景に、5年度連続で拡大を予測〜



<調査要綱>
 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の健康食品受託製造市場の調査を実施した。

 1.調査期間:2013年6月〜2013年8月
 2.調査対象:健康食品受託製造企業、健康食品販売会社、バルク供給企業(食品配合原料供給メーカー)
 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・FAXによるヒアリング、事業者アンケート調査、文献調査併用


<調査結果サマリー>
 ◆2013年度の健康食品受託製造市場は前年度比102.2%の1,392億円を予測
  2013年度の健康食品受託製造市場規模(事業者売上高ベース)は前年度比102.2%の1,392億円と予測する。川下の健康食品市場の堅調な推移に伴い、当該市場は2009年度から5年度連続の拡大を見込む。自社に製造拠点を持たないファブレスメーカーが多い健康食品市場において、通信販売会社や新たに市場参入を果たした医薬品メーカー、食品メーカーからの受注を獲得している健康食品受託製造企業の業績は好調で、上位企業を中心に新工場の建設、設備増強のための投資が活発化している。

 ◆剤形(製品形状)は多様化し、一般食品形状に近い製品の需要が高まる
  錠剤、顆粒・粉末、ハードカプセル、ソフトカプセル、ミニドリンクなど従来型剤形(製品形状)では、生産効率が良い錠剤や顆粒・粉末の需要が拡大している。これらに加え、近年は、味付き顆粒、スティックゼリー、チュアブルタイプ(噛んで食べられる)の錠剤・ソフトカプセルなど、味覚や食感を重視した一般食品形状に近い剤形の製品需要が高まっている。そのため、健康食品受託製造企業では、ゼリーや液体充填が可能なスティック包装設備、三方シール包装設備などの設備拡充が進んでいる。

 ◆独自の製剤技術や品質管理体制強化による差別化が求められる
  川下の健康食品市場における競争激化を背景に、製品の差別化が求められるようになっている。健康食品受託製造企業は、独自製剤技術の開発、加工技術の高度化(ナノ化、精製脱臭、マスキング、コーティング、脂溶成分の可溶化等)、品質管理体制の強化などでこれに対応している。特に、品質管理面については、大手の医薬品メーカーや食品メーカーの健康食品市場への参入が進む中で要求レベルが高まっており、原料仕入から最終製品のセットアップまで一貫工程を構築するなどの対応が目立つようになっている。


<資料発刊>
 資料名:「2013年版 健康食品の受託製造市場」
 http://www.yano.co.jp/market_reports/C55107100


 ※リリースの詳細は、添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照



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