Article Detail
ヤンマー子会社、停電時でもガスで空調・電気も使える電源自立型空調GHPを発売
停電時でもガスで空調・電気も使える電源自立型空調GHP「ハイパワープラス」の発売について
ヤンマーエネルギーシステム株式会社(大阪府大阪市 社長玉田稔)は、停電時にもガスで空調ができ、なおかつ電力供給も可能にした電源自立型GHP「ハイパワープラス」(※)(20馬力)を開発し、2013年10月1日より発売いたします。
ガスヒートポンプエアコン(以下:GHP)は、室外機のコンプレッサーをガスエンジンで駆動し、ヒートポンプ運転によって冷暖房を行うガス空調システムで、電力のピークカット、節電に貢献しています。発売以来25年余りが経過し、当社の累計販売台数も25万台を超えております。
これまでの当社GHPは起動時に必ず系統からの電力を必要としていましたが、この電源自立型空調GHP「ハイパワープラス」は室外機本体にバッテリーを内蔵したことにより、系統電力がない停電時にも空調ができます。さらに、搭載された発電機の発電電力を空調以外の照明などに供給が可能です。
東日本大震災による電力供給不安による影響により、停電時にも最低限の空調や照明を使用したいというお客様のニーズは高まっています。特に、避難所となりうる学校・公民館・病院等の施設への設置に適しているものと考えております。
今後も当社は、市場そしてお客様の声をこれからも真摯に受け止め、お客様に喜んでいただける商品とソリューションをご提供し続けて参ります。
※「ハイパワープラス」とは、発電機を搭載し、GHPの「省電力性」を高めた「ハイパワーマルチ」に電源自立運転を「プラス」した機器であることを表現しています。
「ハイパワープラス」は東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社の商標です。
1.商品名:
電源自立形ガスヒートポンプエアコン「ハイパワープラス」
(冷房能力56kW 20馬力相当)
2.本製品の特長:
・停電時にも空調が可能
・空調以外の照明や電化製品に電力供給が可能
・電力会社との系統連系協議が不要で工費、初期費用が低減可能
3.年間販売目標:
2015年度販売目標300台
【製品写真】
*添付の関連資料を参照
以上