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スズキ、インドネシアで1000CCの乗用車「ワゴンR」を生産開始

2013-09-26

スズキインドネシアエコカーワゴンR」を発表
インドネシアでの生産体制を強化―

 ※製品画像は、添付の関連資料を参照

 スズキ株式会社のインドネシア子会社「スズキ・インドモービル・モーター社(以下SIM社)」は、1000CCの乗用車「ワゴンR」(現地名:KARIMUN WAGON R)を2013年9月より生産開始した。
 9月19日より開催されているジャカルタモーターショーにて、スズキの鈴木俊宏副社長が発表した。

 「ワゴンR」はインドネシア政府のLCGC(Low Cost Green Car)政策に適応した低燃費の1000CC5人乗り乗用車で、SIM社のタンブン工場にて2013年9月より生産を開始し、インドネシア国内に投入する。「ワゴンR」は、低燃費を実現、現地調達率を向上させLCGCの認定条件をクリアする予定。

 スズキインドネシアでの四輪車は、2012度は年間14万9千台の生産実績であった。インドネシアの自動車市場拡大に対応するため、既にタンブン工場での内作率向上のための投資を進めており、また2012年にはジャカルタの東方にあるGIIC工業団地内に、130万m2の土地を購入し、新しいエンジン・トランスミッション工場と四輪車体組立工場を建設中である。
 エンジン・トランスミッション工場は、チャクン工場のエンジン生産の一部を移管し、鋳造・鍛造から機械加工、熱処理、組立まで一貫して生産することにより、内作率を大幅に引き上げ、生産効率も向上させる。2014年2月より順次稼働を始め、2014年11月には一貫生産体制となる予定である。
 四輪車体組立工場は、タンブン工場から「エルティガ」の生産を移管し、2015年1月から稼働する計画である。今後は「ワゴンR」の生産も行っていく予定である。新エンジン・トランスミッション工場と新車体工場の稼働により、2015年度にはインドネシア全体で25万台の生産能力を持たせ、市場の動向を見ながら順次生産能力を向上していく。GIIC工業団地における一連の投資総額は約930億円となる。

 スズキは、新型車「ワゴンR」の発売とインドネシア国内の生産能力向上により、インドネシアをASEAN地域の重要拠点として位置づけ、効率的な生産と販売増に取り組んでいく。

スズキ・インドモービル・モーター社 概要>
 社名      :PT.SUZUKI INDOMOBIL MOTOR
 本社所在地  :ジャカルタ
 代表者     :大石 修司
 資本金     :4,500万米ドルスズキ出資比率90%)
 従業員数    :約4,400名
 四輪生産車種 :キャリイ、APV、エルティガ
 四輪生産実績 :14.9万台(2012年度)、9.2万台(2011年度)

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