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横河ディジタルコンピュータ、Coressent社の組込みソフトを販売開始
Coressent社の組込みソフトウェア『smx Software』および『CT−View+』の販売を開始
横河ディジタルコンピュータ株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長 古田豊彦)は、ARM(R)純正開発ツール『Keil(TM)MDK−ARM』および『DS−5(TM)』のソフトウェア開発環境拡充を推進してまいりました。今回その一環として、品質および信頼性が特に重視される医療分野で実績を有する、株式会社Coressent(コアエッセント、以下Coressent)の提供する組込みソフトウェア『smx Software』および『CT−View+』の販売を本日より開始することを発表します。
Coressentの両製品の取り扱いを開始することにともない、開発環境、OSおよびミドルウェアを同時に評価することができる
■『smx Software』 評価セット(『Keil MDK−ARM』 評価版+『smx Software』 評価版)
■『CT−View+』 評価セット(『Keil MDK−ARM』 評価版+『smx Software』 評価版+『CT−View+』 評価版)
の無償提供を開始するとともに、先着10プロジェクト限定の新規導入キャンペーンを実施します。
<Coressentの組込みソフトウェア>
Coressentの提供する組込みソフトウェアは、現在2つの製品群から構成されます。
1つ目は、いわゆるRTOSといわれるカーネル部分と、Network、File System、USB Host、Function、On−The−Go等のミドルウェアにて構成される『smx Software』(以下、SMX)です。
この製品は米国Micro Digital社の製品であり、Coressentはその代理店として販売、サポートを行っています。
2つ目は、RTOS部分の差分を吸収する『CT−View+』という製品で、この製品はCoressentの自社製品です。
詳細はこちら⇒http://www2.yokogawa-digital.com/product/mdkarm1_5.html
※参考画像は、添付の関連資料を参照
<SMX製品の特長>
(1)豊富なソフトウェアモジュール
マイクロカーネルをベースとして、TCP/UDP/IPからIPv6までもサポートするプロトコル・スタック、FATやFlash Fileをサポートし、USBv2に準拠したHost・Function・OTG製品をそれぞれソースコードで提供します。
お客様はこれらの製品を全てワンストップで調達することができます。
(2)多くのARMプロセッサをサポート
ARM Cortex(TM)M0+、M3、M4、A5、A8を既にサポートし、多くの評価ボードに対応済みです。
(3)フレキシブルなライセンス対応
ロイヤルティフリーなライセンス形態を根幹とし、プロジェクト毎のライセンスや期間限定のライセンスをご提案します。
<CT−View+製品の特長>
(1)ユーザアプリケーションの解析サポート
新しい開発環境に対して、既存のユーザアプリケーションを実装する場合に、それぞれのタスク資源情報をCT−View Monitorを使用してPC上に表示できます。
(2)多くのRTOSへの移植可能
ユーザアプリケーションを一度CT−View APIに合わせて実装し、CT−View EngineをRTOSへ移植すれば、様々なソフトウェア環境において共通資源として再利用が容易となります。
現在、smx SoftwareとFreeRTOSへは既に移植済みです。
(3)各ミドルウェアもサポート
TCP/IPやUSB用にCT−View Engineを移植すれば、RTOSのみならず、これらのミドルウェアの実装に対してもサポート対象となります。
(4)適応範囲が広いライセンス
CT−View+は、各RTOS上に移植されますので、ライセンス対象がハードウェアとRTOSとなります。
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照
[お客様からのお問い合わせ先]
横河ディジタルコンピュータ株式会社 エンベデッドプロダクト事業統括本部
〒180−8750 東京都武蔵野市中町2−9−32
TEL:0422−52−2173
FAX:0422−52−5204
E−mail:info-advice@yokogawa-digital.com
URL:http://www2.yokogawa-digital.com/product/mdkarm1_5.html