出光興産、ノルウェー領バレンツ海の探鉱鉱区で試掘に成功

ノルウェー領バレンツ海　探鉱鉱区で試掘に成功



　当社（本社：東京都千代田区、社長：月岡　隆）の子会社である出光スノーレ石油開発株式会社（※）（本社：東京都千代田区、社長：辻　行介）は、ノルウェー現地法人出光ペトロリアムノルゲ（Idemitsu　Petroleum　Norge　AS、社長：高橋　照之）を通じ、２０％の権益を保有する探鉱鉱区PL５３７の「ウィスティング・セントラル（Wisting　Central）」構造で試掘をした結果、油の集積を発見しました。

　※資本構成：出光オイルアンドガス開発（株）５０．５％、大阪ガスサミットリソーシズ（株）４９．５％

　試掘に成功したウィスティング・セントラル構造は、近年、油・ガスの発見が報告されているバレンツ海に位置しており、離岸距離は約２７０km、水深は約３７０mです。
　試掘井は海面下９０５mまで掘削し、詳細な地質データを収集し、５０〜６０mの油の集積を確認しました。
　今後、詳細な評価・検討を行う予定ですが、推定可採埋蔵量は６５〜１６５百万バレルです（出光権益分は１３〜３３百万バレル）。


＜鉱区の概要＞

　鉱区名（構造名）：PL５３７（Wisting　Central）

　PL５３７ライセンス権益比率　●オペレーター：
　　出光ペトロリアムノルゲ（Idemitsu　Petroleum　Norge　AS）　２０％
　　●オーエムブイ（OMV　（Norge）　AS）　　　　　　　　　　　　　　 ２５％
　　ペトロ（Petoro　AS）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ２０％
　　タローオイル（Tullow　Oil　Norge　AS）　　　　　　　　　　　　　　２０％
　　スタットオイル（Statoil　Petroleum　AS）　　　　　　　　　　　　　１５％

　鉱区面積：５９４km2

　＊表資料は、添付の関連資料を参照


（参考資料）鉱区位置図

　＊添付の関連資料を参照