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東芝グループ、ハウスメーカーやマンションデベロッパーなど向けHEMSを発売
ハウスメーカーやマンションデベロッパーなど向けHEMS新製品の発売について
積水ハウスのHEMSラインアップに採用
東芝グループは、スマートコミュニティの実現に向けて注力しているコア事業の一つであるホームソリューション事業において、ハウスメーカー、マンションデベロッパー向けなどの家庭用エネルギーマネージメントシステム(HEMS)の新製品を11月から販売します。また、HEMSを実現するクラウドサービス「フェミニティ倶楽部」(注1)についてもリニューアル公開を行います。
今回発売する新製品は、ホームゲートウェイとエネルギー計測ユニットです。「ホームゲートウェイ(HEM−GW13A)」は、従来のITアクセスポイントの後継機で、クラウドサービスにつながる通信機能として、従来のBluetooth無線・有線LANに加えて、WiFi(無線LAN)にも対応し、普及拡大しているタブレット端末との直接接続が容易になりました。さらに、インターネットに接続することなく、家庭内で見える化・家電操作が可能となる「SimpleHEMS(注2)」機能を新たに追加しました。
「エネルギー計測ユニットS(HEM−EME1A)」は、コンパクトなデザインを採用することで、設置性を向上し、シンプル版としてラインアップを拡充しました。
フェミニティ倶楽部については、スマートフォンでの操作性を考慮して、タイル方式(注3)の画面デザインを採用し、エネルギーの見える化やエアコンなどの遠隔操作がより簡単にできるよう改善しています。
なお、今回の新製品を含む当社のHEMS製品は、積水ハウス株式会社のHEMSの一つとして採用され、2013年11月から同社が提供する新築住宅向けに販売が開始される予定です。
今後、東芝グループは、ハウスメーカー、マンションデベロッパー向けを中心に製品ラインアップの拡充を図るとともに、クラウドサービスと連携するスマート家電のラインアップの拡充や太陽光発電・家庭用蓄電池・燃料電池などの新エネルギー機器の効率制御など、スマートホーム技術の開発、製品の拡大に取り組んでいきます。
注1 フェミニティ倶楽部
家庭内のネットワークでつないだ各家電機器(エアコン、照明、床暖房など)をクラウドサービスする有料の会員向けサービスです。
注2 SimpleHEMS
インターネットに接続しないで、パソコンやタブレットで家庭内での見える化表示や家電機器の操作が可能です。対応家電機器および対応台数(台数表記)はエネルギー計測ユニット(1台)、エアコン(4台)、スマートホームライティング(4台)、蓄電システム「エネグーン」(1台)、エコキュート(1台)の予定です。
注3 タイル方式
操作コマンドを絵または絵の一部で表現し、壁にタイルを張るように、表示画面に張っておくもの。ボタンを押すだけで済み、操作性が簡易になる方式です。
<新製品の主な特長>
1.ホームゲートウェイ(HEM−GW13A)
家庭内のHEMS対応の家電機器とネットワークを構成し、インターネット経由でサーバに接続するためのECHONET Lite対応ネットワーク機器です。従来機種と比べて、WiFi(無線LAN)対応と「SimpleHEMS(注2)」機能を新たに搭載しています。
2.エネルギー計測ユニットS(HEM−EME1A)
家庭内の分電盤と接続し、家庭全体および分岐回路ごとの消費電力量や太陽光発電の発電電力量などの見える化を実現します。コンパクトなデザインを採用し、従来機に比べ、容積約84%、質量約59%ダウンしました。分岐は10回路まで計測可能。ホームゲートウェイの通信は無線方式を採用していますので、既築住宅にも導入可能です。
※新製品の主な仕様などは、添付の関連資料を参照
新製品に関するお客様からのお問い合わせ先:
東芝ライテック株式会社 HEMS事業統括部
TEL:03−3457−4493