Article Detail
日本HP、Application Transformationソフトウェア/サービスソリューションを発表
HPがApplication Transformationソリューションで優れたユーザーエクスペリエンスの提供をサポート
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:小出 伸一)は本日、新たなApplication Transformationソフトウェア/サービスソリューションを発表します。このソリューションは、場所・時間・デバイスを問わず、組織がその顧客・ユーザーならびに社員を引きつけ、エンゲージメントを強め、良好な関係を維持するための優れたユーザーエクスペリエンスの提供を支援します。
アプリケーションは今や組織の顏となっています。従来型アプリケーションは、エンタープライズのあらゆる業務の基礎となるものですが、顧客や社員などの組織的なリソースにとって、シンプルでわかりやすいエクスペリエンスを提供するものではありませんでした。
HPの依頼により先ごろ実施されたグローバル調査(*1)によると、アジア太平洋地域のCMOの70%以上が、顧客とのエンゲージメントにモバイルアプリケーションを活用していることがわかりました。ただしCMOの85%近くが、顧客のロイヤルティ獲得と維持のためには、この種の顧客対応アプリケーションをもっとユーザーになじみやすいものにする必要があるとも回答しています。
*1:出典 2013年3月Coleman Parkes Research「HP CMO Study」
HPのエンタープライズグループマーケティング、シニアバイスプレジデントであるステファン・デウィットは次のように述べています。「ほとんどすべての人がモバイルデバイスをポケットの中や鞄、または手に持って携帯しており、指でスワイプするだけで組織に簡単にアクセスできます。HPのアプリケーションソリューションにより、エンタープライズは優れた顧客エクスペリエンスを提供する高品質なモバイルアプリケーションを迅速に開発することができるため、モバイルデバイス活用による差別化が行えます。」
<ユーザーエクスペリエンス、クラウド、アプリケーションモダナイゼーションを兼ね備えたソリューション>
HPはシンプルなアーキテクチャを重視したアプリケーション戦略を推進しており、顧客が従来型およびクラウドベースの環境に容易に統合して、画期的で使いやすいアプリケーションを開発できるようにしています。その結果、クライアントは開発費の削減、新しいアプリケーションの商品化までの時間の短縮、顧客満足度の向上、新たな収益源の確保や革新の実現が可能になります。
このような分野での執筆、講演、コンサルティングを行っているジェフェリー・ムーア氏は次のように述べています。「顧客に新たな価値を提供したいと考えている組織にとっては、従来型のシステムに対して行ってきた大規模な投資に統合することで、新たなアプリケーションを成長のためのエンジンとして活用することができます。何よりも大切なのは、組織にとっての最重要課題、すなわち各種デバイスで魅力的なエクスペリエンスを提供することによって人々の手間を省き、ニーズを喚起するという課題に対処するための手段として新しいアプリケーションを活用することです。」
<顧客への付加価値の提供>
拡張されたHP User Experience Design Servicesにより、顧客はエンドユーザーやビジネスパートナーとより密接に連携したアプリケーションの開発と導入が可能になり、社内外向けにシンプルでわかりやすいユーザーエクスペリエンスを提供することができます。
HPのユーザーエクスペリエンスチームは、アプリケーションポートフォリオの観点から“エンゲージメントの瞬間”を識別するために、組織とその顧客と一緒に業務を推進しています。これにより、チームはこの種のエンゲージメントを拡充するアプリケーションの設計や迅速なプロトタイプ作りに必要な知識を得ることができます。
<優れたアプリケーションパフォーマンスの確保>
HP Anywhereソフトウェアプラットフォームの機能強化版により、開発者や組織は、BYODサポートの要件に対応しながらも、バックエンドシステムに安全に連携できる使いやすいエンタープライズモバイルアプリケーションの設計、構築、配布が可能になります。
さらに、新たに発表されたHP Anywhere Developer Zoneでは、HPのソフトウェア開発者用キット、デモ、アプリケーションクックブックにアクセスして、知識の共有ができるので、開発者はエンタープライズアプリケーションの設計と開発をスピードアップできます。
HPはモバイルデバイス上のアプリケーション性能を把握しやすくする新たなソリューションも発表しました。これにより、顧客は潜在的な問題をすぐに識別、解決して、高品質なビジネスサービスを維持できます。この新しいソリューションには以下が含まれています。
・HP Real User Monitoring(RUM)9.22ソフトウェア:Androidプラットフォーム上のモバイルアプリケーションのユーザーエクスペリエンスをモニタリングするためのソフトウェア。
・HP Performance Anywhere:モバイルアプリケーションとワイヤレスネットワークのパフォーマンスおよび可用性を監視するためのSaaS(Software as a Service)。
<ユーザーのニーズに対応>
組織がユーザーのニーズに対応するためには、場所、時間、デバイス問わずアクセスできるアプリケーションを提供しなければなりません。そのためには、従来型およびクラウドベースのアプリケーションからの継続的なサービスによって、モバイルアプリケーションに豊富で関連性のある情報を“供給”する必要があります。また、クラウド内やレガシーメインフレーム環境に分散している個別システムとのアプリケーション統合も行いつつ、需要の変化に対応する必要があります。
HP Converged Cloudソリューション上で新たに提供されたクラウドサービスHP Application Integration to Cloud servicesにより、プライベート、パブリック、ハイブリッドクラウド環境のアプリケーション、情報、ビジネスプロセスを統合することができます。TIBCOとRed Hatの統合プラットフォームベースの具体的な参照アーキテクチャを使用することで、顧客は新しい顧客エクスペリエンスを提供するアプリケーションを迅速かつ安全に導入できます。
■Application Transformationソフトウェア/サービスソリューションに関する製品情報は以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/go/modernapps(英語)
文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
「HPについて」
HPは、テクノロジーの新たな可能性を見出し、人々、企業、行政機関、および社会に多大なメリットをもたらします。世界最大のテクノロジー企業であるHPは、プリンティング、パーソナルコンピューティング、ソフトウェア、サービス、ITインフラストラクチャにまで及ぶポートフォリオを統合し、お客様が抱える問題を解決します。HPの詳細情報(NYSE:はhttp://www.hp.com(英語)でご覧いただけます。
■お客様からのお問い合わせ先
カスタマー・インフォメーションセンター TEL:0120−436−555
ホームページ:http://www.hp.com/jp/