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米州開発銀行と大和証券グループ本社、「貧困の連鎖を断ち切る 中南米 子育て支援債」を発行
『貧困の連鎖を断ち切る 中南米 子育て支援債』発行のお知らせ
〜世代を超えて引き継がれる貧困サイクルを断ち切り、次世代へ恩恵をもたらす〜
このたび、米州開発銀行(以下、「IDB」という。)ならびに大和証券グループは、IDBの中南米における貧困対策事業を支援する『貧困の連鎖を断ち切る 中南米 子育て支援債』の発行および販売を行うこととなりましたので、その概要についてお知らせいたします。
なお、今回の『中南米 子育て支援債』は、2011年最初のインパクト・インベストメント債券となります。
IDBでは、中南米における革新的な貧困緩和プログラムを支援しています。これらのプログラムは、世代を超えて引き継がれる貧困連鎖を断ち切るために、経済的な支援を貧困層に与え、子どもたちの栄養状態や健康基準、そして教育水準の改善等を目的としています。IDBが実施する融資のうち、貧困緩和プログラムが約4割を占めています。
IDBは、2010年7月に、IDBにとって初の資金使途を特定した債券となった『中南米 子育て支援債』を発行し、約139億円を調達しました。2回目となる今回の起債にあたっても、前回同様、大和証券キャピタル・マーケッツ株式会社(大和証券グループのホールセール証券会社)が売出しを行い、大和証券株式会社(同グループのリテール証券会社)が日本の個人投資家および法人投資家に販売いたします。
大和証券グループでは、投資を通じて社会に貢献することを目指すインパクト・インベストメントを積極的に手掛けており、社会的な課題を投資によって解決するという新しい投資スタイルの拡大を図っております。
日本の投資家は、『中南米 子育て支援債』への投資を通じて、中南米の貧困削減に間接的に貢献できるといえます。
※『貧困の連鎖を断ち切る 中南米 子育て支援債』の概要およびリスクなどについては添付の関連資料を参照