Article Detail
ANAグループ、2013年度下期 ANAグループ航空輸送事業計画を一部変更
2013年度下期 ANAグループ航空輸送事業計画を一部変更
〜旺盛な訪日・アジア⇔北米間接続需要に対応し、アジア路線の供給量を拡大〜
ANAグループは、2013年度下期の国際・国内線航空輸送事業計画の一部を変更致しました。
ANAグループは、今年度の羽田空港国内線発着枠の増加と2014年度に迎える首都圏空港発着枠拡大を最大活用し、既存の日系エアラインのみならずアジア・欧米・中東の大手エアラインに加え、事業規模を拡大するLCCとの厳しい競争環境の中で勝ち残るエアラインとなるため、フルサービスキャリアとしてサービスの充実・強化はもとより、更なるネットワーク拡充による競争力強化を図っていきます。
国際線事業においては、2014年度に迎える羽田空港国際線2次増枠に向けた基盤作りを実施していくと共に、北米路線の増便によるネットワーク強化にあわせて、アジア路線の供給量を拡大し、訪日需要とアジア⇔北米間の接続需要に重点を置いたネットワークキャリアとしてのビジネスモデルの強化を推し進めていきます。
また国内線事業においては、引き続き路線計画・運航機種の最適化を推進し、更にお客様の利便性を向上できるよう国内線ネットワークの充実を図っていきます。
国内線、国際線の路線便数、運航機種等の詳細は以下の通りです(※1)。
※1:これらの計画は関係当局の認可を前提としております。また、スケジュールは予定であり、都合により変更となる場合もございます。あらかじめご了承ください。
1.国際線
2012年度のシアトル線開設、ニューヨーク線増便、サンノゼ線開設、そして2013年9月1日からのシカゴ線増便により、北米路線のネットワーク強化を図っておりますが、訪日需要と成田空港をハブとしたアジア=北米間の接続需要に対して更に対応する為、2013年下期からアジア路線を中心に投入機材を大型化し、供給量を拡大いたします。
(1)機種変更
*添付の関連資料「参考資料」を参照
(2)期間運休・期間減便
*添付の関連資料「参考資料」を参照
(3)プロダクト・サービスの導入について
〜ボーイング787型機長距離国際線機材にプレミアムエコノミーサービスを導入〜
長距離国際線(欧米路線)にて運航しているボーイング777−300ERで、大変好評を頂いているプレミアムエコノミーのシートプロダクト・サービスを、順次ボーイング787型機(※9)に導入していきます。
2013年9月1日より、羽田=フランクフルト線においてプレミアムエコノミーサービスを開始いたします。また、通常の運賃に加えて、10月1日からはプレミアムエコノミーをお得にご利用いただける運賃を、8月22日(木)から期間限定で発売開始いたします(ご予約・ご購入は最初の国際線搭乗日の21日前まで)。
<販売期間>2013年8月22日(木)〜2013年12月23日(月)
<設定期間>2013年10月1日(火)〜2014年1月13日(月)日本出発分
ANAは「Inspiration of Japan」のブランドコンセプトのもと、ANAブランドをますます魅力あるものへと発展させ、上質なサービスを世界中のお客様にお届けいたします。
※9:座席仕様:ビジネスクラス46席、プレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス102席(合計169席)
*参考画像は添付の関連資料を参照
2.国内線
国内線ネットワークの拡充を図りながら、時季ごとの需要動向を踏まえ、路線・マーケットに応じた運航機材の最適化を推進いたします。
また、長年ANAグループの主力機種として、幹線路線を中心に活躍したボーイング747−400型機は、2013年度末に全機退役を予定しております。
再開路線の運賃については、別紙をご確認ください。
(1)再開・増便
*添付の関連資料「参考資料」を参照
(2)減便・期間運休
*添付の関連資料「参考資料」を参照
3.貨物専用便
7月より開始している日本貨物航空(株)からのチャーター機材活用による機材稼働効率向上を、下期以降も引き続き実施し、収益基盤を強化します。また、2013年度末には、10機目となるボーイング767−300F貨物専用機を受領し、貨物事業の事業拡大を目指します。
*参考資料は添付の関連資料「参考資料」を参照
以上