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パナソニック、「家庭用蓄エネ機器によるデマンドサイドマネジメント実証」実験を開始

2013-08-24

家庭内のエネルギーの最適化をめざす
横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)
デマンドサイドマネジメント(DSM)実証実験を開始
創蓄連携システム、HEMSと家電の連携



 パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、7月23日より、横浜スマートシティプロジェクト(以下YSCP)の一環として「家庭用蓄エネ機器によるデマンドサイドマネジメント(DSM)実証」実験を開始しました。

 YSCPは、平成22年4月に日本型スマートグリッドの構築や海外展開を実現するための取組みとして、経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定されたプロジェクトです。横浜市と当社をはじめとする民間企業が協働し、再生可能エネルギーの導入、エネルギーマネジメント等の各プロジェクトに取り組んでいます。

 当社のプロジェクトは、「家庭用蓄エネ機器を活用したデマンドサイドマネジメント実証」として、経済産業省より運営委託を受けた一般社団法人 新エネルギー導入促進協議会(※1)より採択され、横浜市内の48戸の戸建て住宅を対象に推進するものです。

 今回の実証実験では、DSMの中核となる太陽光発電システムと蓄電池を48戸全てに装備し、エアコンなどのエネルギー消費機器をHEMSによってモニタリングし、各参加者のライフスタイルの分析をベースに一戸毎のエネルギーの最適制御を行います。同時に、各家庭の省エネだけに留まらず、48戸全戸の電力量を把握し、それらを一つの大きな蓄電池にみたて、一定エリア内でピークシフトするなどエネルギーの地産地消を目指します。

 環境意識の高まりに加え、東日本大震災以降は電力供給不安も重なり、国内では一般家庭での節電対策が急務となっています。そのような中、当社は快適とエコの両立を目指し、家に暮らす人たちが意識しなくても、自動的に消費電力削減が実現できるための取組みを行います。

 当社は、この実証を通じて得たノウハウをパナソニックが推進・参画する国内外のプロジェクトへ活用し、更にひとつ先を見据えたエネルギーマネジメントシステムの開発普及を目指します。

【実施内容】
 電力の供給安定時には、太陽光発電をできるだけ住宅内で有効活用し、消費電力の抑制が求められる場合には、蓄電池も活用しながら、系統負担を軽減します。

 ※1:新エネルギー等(太陽エネルギー、風力、水力、地熱等の再生可能エネルギー及び燃料電池等のエネルギーの新たな利用システムをいう。)の導入普及の促進を図る組織。

【システム概要】
 太陽光発電システムや蓄電池を一体として制御する創蓄連携システムと各家庭のエネルギーの「見える化」、および機器のコントロールなどを行うHEMSユニットを核として、エネルギー消費が大きいエアコンやエコキュートなどをモニタリングすることで、家庭でのエネルギーマネジメントを実現していきます。
 また、パソコンやタブレットなどの情報表示端末を用いることで、太陽光発電システムの発電量や蓄電池の電気残量、家電などの電気の使用状態の「見える化」を実現し、お住まいの方の節電行動に役立てます。

 *参考画像は添付の関連資料を参照


【お問い合わせ先】
 お客様ご相談センター
 フリーダイヤル 0120−878−365(受付 9:00〜20:00)

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