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アストラゼネカ、前立腺がん治療薬「カソデックス OD錠 80mg」の承認を取得
「カソデックス(R)OD錠 80mg」承認のお知らせ
前立腺がんの治療薬としては初のOD錠
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ)は、前立腺がん治療薬「カソデックス(R)錠 80mg」の新たな剤形として口腔内崩壊錠(以下「OD錠:Orally Disintegrating Tablet」)を採用した「カソデックス(R)OD錠 80mg」の承認を8月15日に取得しました。
カソデックス(R)錠 80mgは1日1回1錠投与の非ステロイド性抗アンドロゲン剤です。前立腺がんの治療における内分泌療法の中心的な薬剤として10年を超える臨床実績を有しています。新たな剤形として承認を取得したカソデックス(R)OD錠 80mgは、前立腺がんの治療薬では初めてのOD錠です。
カソデックス(R)OD錠 80mgは、唾液または水でのみ込む錠剤です。口の中で溶けるため通常の錠剤よりも服用しやすいのが特徴です。前立腺がんの患者さんの多くは高齢者です。高齢の患者さんは薬剤をのみ込むことが難しくなるほか、複数の薬剤を服用する機会も増えてきます。カソデックス(R)OD錠 80mgは、そのような患者さんのコンプライアンスの向上を期待できます。
アストラゼネカは、がん治療の領域で「がん患者さん一人ひとりの“らしい生活”の実現に貢献する」というビジョンを掲げています。前立腺がんは最も増加しているがんの一つです。アストラゼネカは、カソデックス(R)OD錠 80mgを多くの前立腺がんの患者さんに届けることで、患者さん一人ひとりの“らしい生活”の実現に貢献していきたいと考えています。
<アストラゼネカ株式会社について>
アストラゼネカは、イノベーション志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細はこちらでご覧ください。http://www.astrazeneca.com
日本においては、主にがん、循環器、消化器、呼吸器、糖尿病、ニューロサイエンスを重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。当社についてはこちらでご覧ください。http://www.astrazeneca.co.jp
<製品概要>
カソデックス(R)錠 80mg
カソデックス(R)OD錠 80mg
製品名 :カソデックス(R)錠 80mg、カソデックス(R)OD錠 80mg
(英語表記Casodex(R) Tablet 80mg,Casodex(R) OD Tablet 80mg)
一般名 :ビカルタミド
販売開始 :1999年5月(カソデックス(R)錠 80mg)
薬価収載 :2006年6月(カソデックス(R)錠 80mg)
剤形 :カソデックス(R)錠 80mg(白色のフィルムコーティング錠)
カソデックス(R)OD錠 80mg(白色〜微黄白色の素錠)
効能・効果:前立腺癌
用法・用量:通常、成人にはビカルタミドとして80mgを1日1回、経口投与する
製造販売元:アストラゼネカ株式会社