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OKIグループ、2つのギガビット・サービスを利用可能なケーブルテレビ事業者向けONU装置を販売開始
OKI、ケーブルテレビ市場向け、2つのギガビット・サービスを利用可能な
光ネットサービス端末2機種を発売
〜超高速インターネット接続サービスや4K映像配信サービスなどの同時利用を実現〜
○製品画像は添付の関連資料を参照
OKIグループでブロードバンドアクセス機器の開発・販売を行うオー・エフ・ネットワークス(社長:田代隆夫、本社:千葉市美浜区、以下 OFN)は、このたび、GE−PON(※1)システムとして、ユーザインタフェースに1000BASE−Tを2ポート搭載した新ONU(※2)装置「BM1538(10km伝送対応)/BM1539(20km伝送対応)」を開発しました。ケーブルテレビ事業者向けに本日からOKIより販売を開始し、今後3年間で2機種合わせて10万台以上の販売を目指します。本装置の採用によりケーブルテレビ事業者は、2つのギガビット・サービスを同時にユーザに提供することが可能になります。
近年、ケーブルテレビ市場などでは、インターネット接続サービスに加え、プライマリ電話サービスを同時に提供する形態が一般的となっています。インターネット接続がギガビットの対応を求められる上、電話サービスだけでなく、IP系映像サービスのニーズも高まっており、今後のサービス多様化にともない大容量化する複数のギガビット・サービスに対応可能な拡張性のあるONU装置を望む声が高まっています。
このような背景を踏まえ、OFNは、複数のギガビット・サービスに対応可能な1000BASE−Tを2ポート搭載した新ONU装置を開発しました。実装した2つの1000BASE−Tポートを同時に使用することができるため、ギガビット・インターネット接続サービスに加え、プライマリ電話サービスのみならず、IPによる4K映像配信サービスなど今後さらに多様化する各種高付加価値サービスの同時利用が可能となります。
OKIおよびOFNは、これまでGE−PONシステムを開発・販売してきた実績をベースに、ケーブルテレビ事業者へ高付加価値サービスを提供可能なGE−PONシステムを積極的に展開していきます。
【販売計画】
販売価格:「BM1538」「BM1539」ともに、台数により個別見積
販売目標:「BM1538」販売開始から3年間で10万台
「BM1539」販売開始から3年間で5千台
【利用イメージ】
○添付の関連資料を参照
【GE−PONの主な特長】
1.上り1.31μm/下り1.49μmの波長多重1芯方式
2.1本の光ファイバを最大64ユーザに分岐可能
3.最大伝送距離:20km
4.アクセスライン速度:1Gbps
5.フレーム方式:Ethernet
商品紹介サイト:http://www.oki.com/jp/GE-PON2/
【主な仕様】
○添付の関連資料を参照
【用語解説】
※1:GE−PON(Gigabit Ethernet Passive Optical Network)
キャリアグレードFTTH、FTTB構築に適した、オフィスビル・ホテル・集合住宅などのブロードバンド環境構築における光アクセス装置のこと。サービス事業者側に設置するOLT(Optical Line Unit)と利用者側に設置するONU(Optical Network Unit)で構成される。
※2:ONU(Optical Network Unit)
光ファイバーによるFTTHなどのサービスで、会社や家庭などの利用者宅内に設置される回線終端装置。
【オー・エフ・ネットワークス 概略】
社名:株式会社オー・エフ・ネットワークス
本社:千葉県美浜市中瀬1−3
代表取締役社長:田代 隆夫
資本金:3億円
設立:2003年4月1日
従業員数:43人(2013年4月1日現在)
主な業務:ブロードバンド通信関連製品の開発・製造
※沖電気工業株式会社および株式会社オー・エフ・ネットワークスは、通称をそれぞれ「OKI」「OFN」とします。
※その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
株式会社オー・エフ・ネットワークス
電話:043−274−1972(代表)
URL:https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=059j