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日本オラクル、高速分析専用マシン「Oracle Exalytics In−Memory Machine X3−4」を提供開始
日本オラクル、高速分析専用マシン最新版「Oracle Exalytics In−Memory Machine X3−4」を提供開始
〜企業の経営者層や業務部門が活用するダッシュボード表示を高速化
迅速かつ的確な意思決定を支援〜
・日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は、オラクルの高速分析専用マシンの最新版「Oracle Exalytics In−Memory Machine X3−4(以下、Oracle Exalytics X3−4)」を本日より提供開始することを発表します。
・「Oracle Exalytics X3−4」は、企業の経営者層や業務部門が現状把握のために確認するダッシュボード表示を高速化し、迅速かつ的確な意思決定を可能にする分析専用マシンです。
対象となるデータは企業の基幹システムに格納されている構造化データ、コールセンターのログ、社内のコラボレーションツールや社外のソーシャルメディアに蓄積された非構造化データの情報探索、分析、レポートティング等をひとつの基盤上で実行することができるエンジニアド・システムズです。
・最新版では以下の点が強化されています。
1.ハードウェアの強化
オラクルのインメモリデータベース「Oracle TimesTen」が活用するメモリ搭載量を従来の1TBから2TBの2倍に増強しています。これにより、オラクルのビジネス・アナリティクス・ソフトウェアが分析対象とするデータのメモリ上での処理量を増加し、より大量のデータに対する洞察が思考の速度に沿って実行可能になります。また、フラッシュメモリ2.4TBを新規に搭載しており、オラクルの多次元分析データベース「Oracle Essbase」へのデータロードや計算の速度が大幅に向上し、多次元分析処理も高パフォーマンスになります。さらにハードウェアディスク領域を従来の3.6TBから5.4TBに拡大しています。
2.ソフトウェアの強化
「Oracle Exalytics X3−4」に搭載するソフトウェア群のうち、オラクルのビジネスインテリジェンス製品「Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition(以下、Oracle BI EE)」と「Oracle Essbase」「Oracle TimesTen」において機能を拡充しています。
「Oracle BI EE」では、分析やレポートが「Microsoft Office」で実行できる「Smart View」の登場により容易な操作性を実現しました。またモバイル機能のセキュリティを強化し、データの端末上でのキャッシュ保存の制約や端末からアクセス可能なデータをユーザ権限に応じて柔軟に設定できるようになりました。「Oracle TimesTen」では、「Oracle Exalytics」の性能および拡張性を向上する機能が強化され、検索性能の向上と「Oracle Database」からのデータの取り込みが容易になりました。
・日本オラクルでは、旧版をお使いいただいているお客様/パートナー様に対してアップグレード・キットを提供します。同キットには、追加で必要となるフラッシュメモリとメモリが含まれています。
●参考リンク
・「Oracle Exalytics In−Memory Machine」概要
http://www.oracle.com/jp/solutions/ent-performance-bi/business-intelligence/exalytics-bi-machine/overview/index.html
・お客様向けイベント「Oracle Data Intelligence Forum」(2013年8月28日開催)概要
http://www.oracle.com/goto/jpm130828
*本イベントは予告なく予定を変更、取りやめにすることがあります。
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.comをご覧ください。
*OracleとJavaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
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【パートナー企業各社による「Oracle Exalytics X3−4」への取り組み(五十音順)】
※添付の関連資料「参考資料」を参照