アズビル、建物全体の省エネ・節電機能を強化した壁掛け型BAシステムの後継機を販売開始

アズビル（株）、壁掛け型BAシステムの後継機を販売開始
―中小規模建物の省エネ・節電を実現する機能を強化―



　アズビル株式会社（本社：千代田区丸の内２−７−３　社長：曽禰寛純）は、当社壁掛け型ビルディングオートメーション（BA）システム「savic−net（TM）EV　model１０（セービックネットイーブイモデルテン）」の後継機として建物全体の省エネルギーや節電を実現する機能を強化した地球環境保全に貢献するBAシステム「savic−netFX２compact（TM）（セービックネットエフエックスツーコンパクト。以下FX２compact）」を開発、８月２０日より販売開始することをお知らせします。

　savic−net　EV　model１０は、中小規模建物向けの壁掛け型BAシステムとして２０００年に販売開始以降、オフィスビル、店舗等に約３０００台が導入されています。今般、近年高まっている中小規模建物の地球温暖化対策推進のニーズに応え、省エネ・節電を実現する機能を強化した後継機を開発しました。

　今回開発したFX２compactは最大管理点数２，０００点、延床面積２０，０００m2規模以下の中小規模建物向けの壁掛け型BAシステムです。液晶タッチパネルから空調・照明等各設備の監視・制御等の簡単操作を実現します。
　FX２compactは、従来製品の各種機能に加え、当社BAシステムの最高位モデルsavic−net（TM）FX２（セービックネットエフエックスツー）が有する最先端の電力デマンド制御、熱源機台数制御、節電運転制御等の豊富な省エネルギーアプリケーションを新規搭載しており、これらを組み合わせることで電気・照明装置や空調熱源から搬送系統、居室内環境まで建物全体の省エネ・節電の推進が可能になります。
　また、操作画面も大幅に改善し、一目で設備の稼動状態がわかるソフトウェアアナンシエータ画面や、サムネイル表示を備えたユーザーメニュー画面を採用しています。従来よりも画面のアイコンを大きく押しやすくしたことに加え、色調を鮮やかにして視認性を高める等、ユーザーの使いやすさに配慮しています。さらに機器の奥行きを従来比約２０％薄型化したことでスリムな設置を可能としました。

　中小規模建物の効率的な運転管理や省エネ・節電に貢献するFX２compactの価格は５７０万円〜（最小システム構成、工事費別途）。今後、オフィスビル、商業ビル、病院等に積極的に販売し、初年度２００システムの販売を目指します。

　当社は、azbilグループ理念である「人を中心としたオートメーション」の下、今後も社会的背景やお客様のニーズに対応した機器・システムを開発、販売してまいります。

　商品URL　http://www.azbil.com/jp/product/ba/bas/ba_netfx2c.html

　※商品画像は添付の関連資料を参照

　＊savic−net、savic−net　FX、FX２compactはアズビル株式会社の商標です。

　株式会社山武はアズビル株式会社へ社名を変更いたしました。


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