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富士通、10月1日付で社会インフラ系SE会社を再編・統合
社会インフラ系SE会社を再編・統合
ソリューションビジネスの体制を強化
富士通グループではこのほど、金融、公共、通信、エネルギー、メディアといった社会インフラシステムを担うお客様を支えるSE会社を再編・統合し、新たなSE体制を発足させることを決定しました。
2013年10月1日に、株式会社富士通アドバンストソリューションズと株式会社富士通ミッションクリティカルシステムズが合併し、社会インフラシステムの基盤構築から業種アプリケーション開発までワンストップで担うSE体制を構築します。
今回の再編・統合により、合併新会社では社会インフラシステムに関する技術・ノウハウを集約することでソリューションの創出力を高めるとともに、SE人材の機動的な活用を行うことで、お客様のビジネス発展に貢献するサービスを提供していきます。
<再編・統合の背景と狙い>
株式会社富士通アドバンストソリューションズは、これまで主に金融機関や官公庁向けの業種アプリケーション開発に従事してきました。一方、株式会社富士通ミッションクリティカルシステムズは、ミッションクリティカルな社会インフラシステムの基盤構築に強みを持ち、両社は設立以来、それぞれの分野で確固たる地位を築いてきました。
しかし、近年の市場変化により、クラウドやビッグデータを活用した新規ビジネスの創出、大規模な社会インフラシステムへの対応力強化、お客様既存システムのモダナイゼーション(近代化)に向けたソリューション整備などが急務となっており、大規模システム開発におけるアプリケーション開発力とシステム基盤構築力を強化する必要があることから今回の再編・統合を決定しました。
2013年10月1日をもって、株式会社富士通アドバンストソリューションズと株式会社富士通ミッションクリティカルシステムズの合併を行います。さらに、合併新会社の子会社として、官公庁向けビジネスを中心とする株式会社富士通パブリックソリューションズと金融機関向けビジネスを中心とする株式会社富士通アドバンストソリューションズ東海を配置し、社会インフラ系SEグループとしてシステム開発力の一層の強化を図ります。
※参考資料は添付の関連資料「参考資料1」を参照
今回の再編・統合により、合併新会社は重要な社会インフラシステムを担うお客様のパートナーとして高品質でお客様に安心していただけるサービスをワンストップで提供していきます。
<再編・統合による効果>
1.サービスのワンストップ提供
富士通アドバンストソリューションズの業種アプリケーション開発力と富士通ミッションクリティカルシステムズのシステム基盤構築力を統合し、トータルなサービスをワンストップで提供します。
2.高品質・高信頼なシステムの開発・提供
メインフレーム上のレガシーアプリケーションなど既存システムの再構築への対応力強化や先進的なシステム基盤構築技術の蓄積により、高品質・高信頼なシステムを開発・提供します。
3.ソリューション創出力の強化
各社の持つリソース・ノウハウのシナジーを発揮し、ソリューション創出力の強化、先進サービスモデルの開発に取り組みます。
<新会社の概要>
(1)商号:株式会社富士通ミッションクリティカルシステムズ
(会社法上の存続会社である株式会社富士通アドバンストソリューションズの商号を変更)
(2)代表者:代表取締役社長 宮田 一雄
(3)資本金:5億円(富士通100%出資)
(4)設立:2013年10月1日
(5)本店:神奈川県横浜市神奈川区新子安一丁目2番4号
(6)目標売上高:約630億円(2013年度計画)
(7)従業員数:約2,050人
<合併する会社の概要>
※参考資料は添付の関連資料「参考資料2」を参照
<合併新会社の100%子会社になる会社の概要>
※参考資料は添付の関連資料「参考資料2」を参照
<商標について>
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上