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JFEスチール、板厚25mmの建築構造用冷間ロール成形角形鋼管を商品化

2013-08-22

国内最厚の建築構造用ロール成形角形鋼管を商品化
〜板厚25mmの冷間ロール成形角形鋼管『JBCR295』が大臣認定および設計法の評定取得〜



 当社はこのたび、国内最厚となる板厚25mmの建築構造用冷間ロール成形角形鋼管(ロールコラム)『JBCR295』を開発し、国土交通大臣の認定(*1)を取得しました。また、設計上の利便性を高めるため、一般的なロールコラムである「BCR295」(*2)と同様の設計指標の適用を認める一般財団法人日本建築センターの設計法の評定(*3)を取得しました。
 これにより、当社は建築構造用ロールコラムの標準供給サイズを、従来の「BCR295」(製造可能板厚6〜22mm)と併せて、全38サイズへと拡充(表1参照)しました。

 ロールコラムとして広く普及している「BCR295」に対しては、設計上の自由度を高めるため、より大きい断面サイズへの要請がありました。今回開発した『JBCR295』では、最大板厚を25mmへと厚肉化するとともに、「BCR295」と同等の品質特性を有する鋼材(表2〜5参照)です。最適な化学成分と製造方法により、厚肉サイズでありながら強度と靭性の両立を実現し、高い設計基準強度や溶接施工の広い適用性など、「BCR295」の利便性や特長を維持しています。

 『JBCR295』の活用により、主要な用途である事務所、倉庫等の中低層建築分野(図2参照)において、大スパン化や高層化など、ロールコラムで設計可能な建物規模が拡大できます。

 当社は今後、鉄骨造建築物への『JBCR295』の採用拡大を目指してまいります。また、今後ともお客様のご要望に幅広くお応えすべく、付加価値の高い建築建材商品の開発に努めてまいります。


(*1)国土交通大臣認定
 建築基準法に基づく国土交通大臣認定。建築基準法第37条で指定された材料と異なる材料の使用については、大臣認定の取得が必要となる。今回の認定番号は「MSTL−0401」。

(*2)「BCR」は一般社団法人日本鉄鋼連盟登録商標です。

(*3)一般財団法人日本建築センターの設計法の評定
 建築基準法令その他の技術基準等に照らして、第三者の立場から建築物の構法、材料、部品、設備等を評価するもの。設計・施工段階で製品選定時の目安として用いられる。今回の評定番号は「BCJ評定−ST0216」。


※表資料・参考画像などは、添付の関連資料を参照

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