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LIXIL、アルミ建材生産の富山・小矢部工場の増設工事が完了し稼働開始
LIXIL小矢部工場 増設工事完了
アルミ建材の一貫生産工場として、8月より本格稼働
〜 鋳造から加工までを一貫生産し、北陸地域における安定供給体制を確立 〜
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、2012 年6 月より進めていたLIXIL 小矢部工場(所在地:富山県小矢部市、工場長:飯島晋)の増設工事が完了し、8 月より本格稼働します。
これによりアルミの鋳造から加工までを一貫して生産するアルミ建材の一貫生産工場として、北陸地域におけるより安定した供給体制が確立されます。
*「LIXIL 小矢部工場 外観」の参考画像は添付の関連資料を参照
LIXIL 小矢部工場は、1992 年に操業を開始し、現在はビル用サッシ、住宅用サッシ、エクステリア商品の北陸地域の生産拠点として製品を供給しています。昨年6 月より増設工事に着手し、鋳造ラインを新設(新設1 炉:既設の溶解炉と置き換え)、押出ラインの増設(増設2 ライン、既設1 ライン、移設1 ラインと合わせ計4 ライン)、表面処理ラインの増設(増設1 ライン、既設1 ラインと合わせ計2 ライン)が完了しました。今回の増設により、小矢部工場の生産能力は、従来の700t/月から2,500t/月に増強されます。
今後小矢部工場は、下妻工場(茨城県下妻市)、前橋工場(群馬県前橋市)、久居工場(三重県津市)、有明工場(熊本県玉名郡長洲町)、タイ工場(タイランド)と共に、LIXILのアルミ建材の一貫生産工場の一翼を担っていきます。
<参考資料>
■LIXIL 小矢部工場 増設工事概要
1.増設工事内容
鋳造ライン :溶解炉を1 炉新設(※既設の溶解炉と置き換え)
押出ライン :押出2 ライン増設、計4 ライン
(※1 ラインは既設、1 ラインは高岡工場から移設)
表面処理ライン :表面処理1 ライン増設、計2 ライン(※1 ラインは既設)
建屋新設部面積 :10,491m2(押出ライン:約8,600m2 他)
設計監理:株式会社渡辺建築事務所
施 工:株式会社大林組、鹿島建設株式会社
*「増設押出ラインのある新建屋」の参考画像は添付の関連資料を参照
2. 設備投資額
約93 億円
■LIXIL 小矢部工場の概要
(1)所在地 : 富山県小矢部市浅地130
(2)工場長 : 飯島 晋(いいじま すすむ)
(3)従業員数: 650 名(うち正社員445 名) ※2013 年7 月1 日現在
(4)敷地面積: 170,267m2 (約51,600 坪)
(5)建屋面積: 104,858m2 (約31,780 坪)
(6)生産品目: ビル用サッシ、住宅用サッシ、エクステリア商品、アルミ形材
(7)生産能力: 2,500t/月