富士通SSL、企業のファイル資産を守る「ファイル遠隔地バックアップサービス」を提供開始

「ファイル遠隔地バックアップサービス」を提供開始
〜企業が保有する全てのファイル資産をバックアップし、お客様のビジネスリスク対策をご支援〜


　株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ（本社：川崎市中原区小杉町、代表取締役社長：川口浩幸）は、遠隔地にあるデータセンターを活用し、お客様のファイル資産を守る「ファイル遠隔地バックアップサービス」を７月３１日から提供を開始します。

　近年、災害に備え大切な業務データをバックアップし、早期の業務復旧を実現することが企業にとって重要な課題となっています。当社は、被災リスクの低い島根県（注１）にあるマツケイデータセンター（以下：MDC）（注２）を活用し、PostgreSQLを中心とした「データベース遠隔地バックアップサービス」を２０１２年２月から提供してきましたが、今般、お客様からご要望の多いファイルのバックアップサービスをあらたに提供を開始します。

　「ファイル遠隔地バックアップサービス」は、企業が保有する文書や設計図などのファイル資産を遠隔地にあるデータセンターにバックアップし、万一の災害時には早期に業務復旧を実施するサービスです。本サービスは、バックアップ環境をデータセンターに設置しているため、新規サーバの投資やインフラ整備が不要で、データ量の増減にも柔軟に対応できます。また、システム稼働率の低い時間帯などバックアップのスケジュールをお客様に合わせて設定することができるため、膨大なデータも日常業務に支障をきたすことなくバックアップができます。

　当社は、従来から提供している「データベース遠隔地バックアップサービス」に加え「ファイル遠隔地バックアップサービス」の提供により、お客様が保有するシステム全体のバックアップを実現し、ビジネスリスク対策をご支援します。

　※イメージ図は添付の関連資料を参照


【「ファイル遠隔地バックアップサービス」の特長】
１．安全安心な運用体制
　・当社は、エンタープライズDB株式会社が提供するオープンソースデータベース製品「Postgres　Plus　Advanced　Server」やOSSミドルウェアのサポートサービスを提供しており、そのノウハウをもとにファイルバックアップ全体のサポートを実施します。

　・万一、災害が発生した場合も、島根県にあるMDCのSEがデータ復旧の対応を円滑に行うため、安心してサービスをご利用になれます。

２．短期かつ安価に導入可能
　・契約完了後、約２週間でお客様専用のバックアップ環境を提供します。お客様の回線準備が完了次第、すぐにご利用になれます。
　・バックアップ用データベースに「Postgres　Plus　Advanced　Server」を活用することで、導入費用を安価に抑えることができます。

３．最適な間隔、方式でバックアップ
　・システム稼働率の低い時間帯やお客様が必要な間隔に合わせて、バックアップのスケジュールを設定することができます。
　・お客様のシステム特性に合わせてバックアップ方式（フルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップ）を設定することができます。

４．システム全体のバックアップを実現
　・「データベース遠隔地バックアップサービス」と「ファイル遠隔地バックアップサービス」を組み合わせることで、システム全体のバックアップを行うことができます。

■「遠隔地バックアップサービス」ご紹介ページ
　http://www.ssl.fujitsu.com/products/operation/backup/


【提供価格（税込）】

　※添付の関連資料を参照


【提供開始日】２０１３年７月３１日


【販売目標】２年間で２億５千万円


【関連情報】
　２０１２年２月１４日　プレスリリース
　　データセンターを活用した「データベース遠隔地バックアップサービス」を提供開始
　　http://www.ssl.fujitsu.com/release/2012/02/14.html


【注釈】
　注１：被災リスクの低い島根県
　　「全国地震動予測地図２０１０年版」地震調査研究推進本部、地震調査委員会発表資料参照

　注２：マツケイデータセンター
　　株式会社マツケイ（本社：島根県松江市、代表取締役社長：佐藤寿行）が運営するデータセンター。日本国内において地震発生率が低いと予測される島根県にあり、堅牢で強固なセキュリティを備えています。また、オープンソースソフトウェア（OSS）を積極的に活用しており、お客様のコストダウンを支援しています。


【株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリについて】URL：http://www.ssl.fujitsu.com
　当社は富士通グループの一員として、ソフトウェア開発・システム構築を中心に事業を展開してきました。現在、あらゆる業種に適用できる幅広いソリューションを、自社ソリューション商品群『PoweredSolution（パワード・ソリューション）』として、Webサイト、CRM（Customer　Relationship　Management）、ワークフロー、GIS（地理情報システム）、情報活用、情報統合、セキュリティ、開発・運用基盤の８つのカテゴリに体系化し、様々なお客様にご提供しています。
　また、オープンソース・ソフトウェア（OSS）に対応できる高い技術力と万全なサポートにより、お客様に安心してご利用いただけるOSS環境をご提供します。
　当社は１９９０年にシステムインテグレータ認定、１９９６年にはISO９００１の認証を取得しました。セキュリティ関連では、２００３年にセキュリティ監視サービスでBS７７９９およびISMS認証基準の認証を取得し、２００６年には全社レベルでISO２７００１の認証も取得、２００８年にプライバシーマーク付与の認定を受け、さらに２００９年には世界で初めて情報セキュリティ格付を取得しました。また、当社のRuby技術者育成への取り組みやRubyに関する高い技術力が認められ、２０１１年にRubyアソシエーション認定システムインテグレータGoldも取得しています。


【商標について】
　記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


以上