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D2C、タイなどでのデジタル・マーケティング事業で現地企業と資本・業務提携
タイ市場においてタイ国・MCFIVA(マックフィーバ)社と資本業務提携
〜中長期的にモバイル広告市場拡大が見込まれる東南アジア地域への取組みを強化〜
株式会社D2C(本社:東京都港区、代表取締役社長:宝珠山 卓志、以下D2C)は、MCFIVA(マックフィーバ)(Thailand)Co.,Ltd.(本社:バンコク、マネージングディレクター:Supachai Parchariyanon、以下MCFIVA社)とタイおよび東南アジア地域におけるデジタル・マーケティング事業に関する資本業務提携を行いました。
タイ国で、携帯電話の普及率は117%に達しています。特にスマートフォンの普及が急速に進んでいます。また、第3世代通信網やWifiの普及も進んでおり、モバイルインターネットの利用環境も整い、全携帯電話ユーザの約3分の1がモバイルインターネットを利用しています。これにより、タイの広告主にとって、モバイルはユーザとの重要なコミュニケーション・チャネルとなっています。
また、タイ国の広告市場においては、モバイルを含むインターネット広告の市場規模は拡大を続けています。タイ・デジタル・アドバタイジング・アソシエーション(Digital Advertising Association of Thailand)の推計によると、2013年のタイ国のインターネット広告市場規模は、対前年比134%の37億タイバーツ(約120億円)に達する見込みです。
MCFIVA社は、タイ国において、ブランドマーケティング領域における戦略プランニングとクリエーティブに強みを持つデジタル・エージェンシーです。各広告主向けにカスタマイズされたマーケティングソリューションを提供しており、Mead Johnson,Tesco Lotus,AIA,AIS,Unilever,Air France/KLM等の広告主との取引実績を持っています。
D2Cは、これまで、中国、台湾、インド、インドネシアといったアジア地域において、子会社の設立や現地エージェンシーとの提携などにより、事業展開を行っています。今回のMCFIVA社との提携により、アジア各国間をネットワーク化し、アジア地域における事業展開の更なる強化を図ってまいります。
また、MCFIVA社は自社のタイ国における実績に加え、D2Cの持つモバイル・マーケティングに関するノウハウを加えることにより、モバイルも含めたデジタル・マーケティング事業の強化を行います。
今後、D2Cは、MCFIVA社が保有する顧客チャネルを活かし、これまで日本市場で培ったモバイル広告/マーケティングに関するノウハウをMCFIVA社に提供することにより、中長期的な成長が見込まれる東南アジア地域におけるモバイルを含めたデジタル・マーケティング市場での取組みを強化してまいります。
(参考)
<D2Cとは>
株式会社D2Cは、2000年6月1日に、株式会社NTTドコモ、株式会社電通、株式会社NTTアドの3社合弁で設立された、世界初のモバイル広告/マーケティング会社です。D2Cでは、ワイヤレス領域を軸に、「No Wireless,No Marketing」をスローガンに掲げ、ドコモメディアや各種一般メディアにおける広告の取り扱いや、統合デジタル・マーケティングの提案・実施までをワンストップで提供する「広告・マーケティング事業」、コンシューマ向けアプリやコンテンツの開発・提供を行う「コンシューマ事業」、アジアを中心とした国々での広告・マーケティング事業を行う「海外事業」の3つの事業を展開しています。
<MCFIVAとは>
MCFIVA社は、タイ バンコクに所在する有力総合デジタル・エージェンシーです。独自のデータ分析技術を生かしたクリエーティブやメディアソリューション(バナー広告、検索連動型広告、SNSマーケティング等)の提供を行っております。同社のミッションは、広告主のビジネスや目的に合わせ、それぞれに最適のデジタルマーケティング・ソリューションを提供することであり、様々な業種の広告主(Mead Johnson,Tesco Lotus,AIA,AIS,Unilever,Air France/KLM等)との取引実績があります。また、タイ・デジタル・アドバタイジング・アソシエーションの創設メンバーでもあります。