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キョーリン製薬HD子会社、杏林製薬と「キョーリン感染症防護対策キット」を発売
「キョーリン感染症防護対策キット」新発売
キョーリン製薬ホールディングス(株)の子会社であるキョーリン メディカルサプライ(株)(本社:東京都新宿区 代表取締役社長 金井 覚、以下「KMS」)は、杏林製薬(株)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長宮下 三朝、以下「杏林製薬」)と共同で、医療機関を対象に、新型インフルエンザ等の感染症パンデミック対応に係る個人防護具「キョーリン感染症防護対策キット」を、2013年7月に新発売いたします。
当社グループは、中期経営計画「HOPE100−ステージ1−(2010〜2015年度)」におきまして、環境感染の制御を通じて医療ニーズ・健康に貢献すべく、環境衛生事業に取り組んでおり、この度の「キョーリン感染症防護対策キット」の発売により製品ラインアップの強化を図ります。
インフルエンザ等の感染症におきましては、近年、日本国内でも新型インフルエンザ(A/H1N1)の罹患者が発生するなど、人々の暮らしに大きな影響を与えることが懸念されており、政府は、本年4月に「新型インフルエンザ等対策特別措置法」を施行しました。このような背景から、KMSと杏林製薬は、新型インフルエンザ等の発生時に医師・看護師などの医療従事者が自身の身を守り、安全に医療行為を継続するための個人防護具「キョーリン感染症防護対策キット」を発売することにいたしました。
1.「キョーリン感染症防護対策キット」の概要
(1)発売の経緯
新型インフルエンザや新感染症の罹患者の搬送、治療、介護などの医療行為を行うにあたって、医療従事者は自身の感染を防ぐために、または衣服等に付着した感染微生物の伝播によって二次感染が起きないように、個人防護具を装着する必要があります。
今般、このようなニーズに応えるため、KMSはアゼアス(株)(本社:東京都台東区 代表取締役社長 沼尻 俊一)と本製品の販売委託契約を締結し、グループ会社である杏林製薬を通じて医療機関向けに本製品を発売するに至りました。
(2)製品の特長
下記の特長を有する防護服をはじめ、感染防護に必要なマスク、ゴーグル、手袋、シューズカバー一式を備えたキット製品です。
[1]優れたバリア性能
[2]「擦れ」「引っ掛け」「裂け」「剥がれ」など、外部からの物理的なダメージに耐えられる耐久性
[3]軽量、通気性、透湿性に優れ、救護活動のしやすい作業快適性
[4]大幅な備蓄スペースをとらない優れた収納性
なお、本製品に含まれる防護服は、米国デュポン社が製造し、「デュポン. タイベックR」のブランドで広く世界で販売されています。日本国内でも、公官庁、各自治体をはじめ、さまざまな機関で使用されています。
2.連結業績への影響
業績への影響は、今後の販売実績を注視し詳細が明らかに成り次第、お知らせします。
以 上
※参考資料は、添付の関連資料を参照