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ホンダ、超小型EVを使った社会実験プロジェクトをさいたま市と共同で開始

2013-07-24

超小型EV「マイクロコミュータープロトタイプβ」を使った社会実験プロジェクトをさいたま市と共同で開始


 Hondaは、超小型EV「マイクロコミュータープロトタイプβ」を使った社会実験の今秋からの実施に向けた具体的な検討を、埼玉県さいたま市と共同で開始しました。さいたま市とHonda、株式会社本田技術研究所で構成する「さいたま市小型電動モビリティ利活用推進協議会」は、国土交通省の「超小型モビリティーの導入促進事業」の公募制度に申請し、2013年6月28日に事業採択されました。

 今回行うさいたま市内での社会実験では、主に都市部での移動に関するさまざまな課題に対し、社会システムとして求められる超小型モビリティーの使い方やニーズの探索を行います。高齢者層に対する近距離圏内での日常的な移動支援のほか、通勤や業務を目的としたカーシェアリングや子育て層に対しての価値検討といった、さまざまな用途での可能性を検証していきます。さらに、「E−KIZUNA Project」(※1)において先行して実証実験を実施しているHondaスマートホームシステム(HSHS)との連携による家庭用蓄電池としての価値の検討を行っていきます。また、それぞれの環境に合わせたインフラを含めた街づくりについても検証していきます。

 Hondaは、すでに公表している通り、熊本県および沖縄県宮古島市社会実験を行うための包括協定を締結し、具体的な検討を進めています。今後は3つの自治体と共同で、それぞれの地域に合わせた取り組みを今秋から順次行っていきます。

 マイクロコミュータープロトタイプβは、国土交通省主導で導入が検討されている超小型モビリティーの車両区分および欧州L7カテゴリー(※2)を視野に入れた近距離移動用の超小型EVです。バッテリーやモーター、コントローラーなどを床下およびリアスペースに配置し、動力機能をコンパクトに完結させたプラットフォームである「Variable Design Platform」を採用することで、さまざまな用途や顧客の要望に合ったボディや内装を、既存の自動車より比較的容易に開発・生産することを可能にしています。今回の社会実験では、2名乗車タイプの車両A(※3)を提供します。

 Hondaは今後も、環境への負荷を最小限にしたうえで、移動する喜びや楽しさを拡大する次世代のモビリティーや各自治体に適した街づくりの提案を目指して、積極的に研究開発に取り組んでいきます。

 ※1:さいたま市が、地球温暖化防止と持続可能な低炭素社会の実現を目指して、多様なステークホルダーとの連携によって推進している電気自動車普及施策。Hondaは2011年5月に参加協定を締結
 ※2:欧州の二輪カテゴリーのひとつで、EVの場合はバッテリーを除き、重量400kg以下、出力15kW以下
 ※3:リアシートを交換することで大人1名+子ども2名の乗車も可能

Variable Design Platform マイクロコミュータープロトタイプβ イメージ

 *添付の関連資料「イメージ」を参照


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