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日本HP、アプリケーションライフサイクル管理の製品ラインアップを強化
アプリケーションライフサイクル管理の
製品ラインアップを強化
− 開発時の品質管理、自動化を強化する「HP ALM 11」など10製品を発表 −
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:小出 伸一)は本日、アプリケーション開発時の品質管理、テストの自動化を実現するソフトウェアプラットフォーム製品「HP Application Lifecycle Management 11(以下、ALM 11)」を中核とした「ALMソリューションズ」10製品を発表します。
昨今、アプリケーション開発の生産性や品質向上を実現するアプリケーションライフサイクル管理(以下、ALM)への注目が集まっています。ALMを実践するには、アプリケーションの開発開始からカットオーバーまでの開発フェーズだけではなく、プロジェクト計画から開発、運用、そして廃棄に至るまでの一貫した管理が必要です。
HPでは、HP Quality Center(以下、HP QC)を中核にして開発フェーズにおける管理と自動化を支援するとともに、計画および運用フェーズのソフトウェアソリューションとの連携により、計画から運用、廃棄までを含む完全なALMの管理および自動化のためのソリューションを提供してきました。今回、「ALMソリューションズ」10製品の発表により、開発フェーズでの管理を強化することで、ALM全体の管理ソリューションを強化します。
「ALMソリューションズ」は、「HP QC」の最上位製品「HP QC Premier」の機能強化した製品で、要件管理と品質管理に加え開発管理までを統合した「HP ALM 11」を中核として、このほか、要件と品質管理を単一のプラットフォームで実現する「HP QC 11」、手動テスト自動化ツール「HP Sprinter」、ビジネス要件管理ツールの最新版「HP Requirements Management 11」などの10製品で構成されています。中でも、今回新たに追加される「HP Sprinter」は、画面ショットや注釈、データ投入の自動化、操作ログの記録などの機能によって、手動テストを効率化し、作業負荷を大幅に軽減します。
また、自動負荷テストツールでは、AJAX技術を使ったWebアプリケーションの負荷テストを効率化する新機能「HP TruClient」を搭載した最新版「HP LoadRunner 11」および初の日本語化となる負荷テストのプラットフォーム「HP Performance Center 11(以下、HP PC)」を発表します。
※ソリューション名・価格・提供開始日は添付の関連資料を参照
<ALMソリューションズの特長>
ALMソリューションズは、アプリケーション開発フェーズにおける管理をするソフトウェアソリューションです。計画および運用フェーズのソフトウェアソリューションとの連携により、計画から運用、廃棄までを含む完全なアプリケーションライフサイクルの管理を実現し、アプリケーション開発の生産性や品質を向上させます。「HP ALM 11」を中核として、10の製品で構成されます。
各製品の特長は以下の通りです。
●HP ALM 11
旧「HP QC」の最上位版である「Quality Center Premier」の機能強化バージョンで、要件管理と品質管理に加え開発管理までを1つのプラットフォームに統合し、複数のプロジェクトに対してアプリケーションライフサイクル全体を管理できます。
各重要ポイントごとにチェック項目を設定して品質管理する「プロジェクト計画&追跡」、複数のプロジェクトをまとめて管理する「クロスプロジェクトレポート」などの機能を提供します。また、主要な統合開発環境と柔軟に連携することができます。
●HP Quality Center 11
旧「HP QC」で提供されていた「HP Quality Center Enterprise」の最新版で、要件管理と品質管理を単一のプラットフォームに統合し、プロジェクト単位での要件と要件・テスト・不具合の追跡機能を提供します。
●HP Sprinter
「HP ALM/QC」上で稼働する手動テスト自動化ツールです。手動テストの画面ショットに直接注釈をつけられる機能、データ投入を自動化するデータインジェクション機能、操作ログの記録機能、複数の環境で同時にテストを自動実行できるミラーテスト機能などを提供し、手動テストの作業負荷を大幅に軽減します。
●HP Requirement Management 11
「HP ALM/QC」上で稼働する要件管理ツールの最新版です。定義したビジネスプロセスとビジネス要件を正確に連携させ、ビジネス要件(ユースケース)を中心にして、階層的な構造で要件を管理します。他社の提供する業界の主要な製品からビジネスプロセスモデルをインポートすることができます。
●HP LoadRunner 11
自動負荷テストツールの最新版です。AJAX技術を利用したWebアプリケーションの負荷テストを効率化する「TruClient」機能を新たに提供します。専用の統合スクリプトエディタが組み込まれ、ビジュアルなスクリプトの記録再生と編集を実現します。
●HP Performance Center 11
エンタープライズレベルの負荷テストツールの最新版で、今回から日本語版になります。負荷テストツールとして高い実績を誇る「HP LoadRunner」の機能をウェブベースのインターフェイスで実現し、仮想ユーザー、コントローラなどのテスト資産を複数プロジェクトで共有します。「HP ALM 11」と連携することで、性能要件やテストの適用範囲を管理できます。
●HP Service Test 11
非GUIアプリケーションの機能テストツールの最新版です。SOAP、REST、JMS、.NET、Javaなどに対応し、サービスの呼び出しやデータのやり取りを簡単に設定できます。
●HP Functional Testing 11
GUIアプリケーションの自動機能テストツールの最新版です。オブジェクト間の位置関係による認識が行える機能を新たに提供します。また、作成したスクリプトから「HP Service Test 11」のサービスデータを呼び出すことができます。
さらに、「HP QC」と連携することで、自動テストのスケジュール実行や自動テスト資産の集中管理が行えます。
●HP Unified Functional Testing 11
「HP Functional Testing 11」と「HP Service Test 11」のバンドルパッケージです。GUIアプリケーションからサービスのテストまで一気通貫で対応でき、画面操作とWebサービスが混在するテストに有効です。テスト結果も、1つのレポートでチェックすることができます。
●HP Business Process Testing 11
「HP ALM/QC」上で稼働するビジネスプロセステストツールの最新版です。
ノンプログラミングのユーザーインターフェイスにより、ビジネスプロセスのテストを効率化します。自動テストおよび手動テストに対応しています。
日本HPでは、今回発表しますHP ALM 11の利用を促進するために、組み込みソフトウェア分野をターゲットにしたさまざまなプロモーションを行うほか、株式会社アシストなどのパートナーと連携して業務や用途に特化したプロジェクトテンプレートを構築・提供していきます。また、HP LoadRunnerの価格改訂により、よりお求め安くするほか、各種キャンペーンを実施して販売を促進していきます。
なお、2011年2月15日には、「HP ALM 11」の機能や特長を紹介するセミナーをベルサール飯田橋で開催します。
セミナー名:発表!アプリケーションの革新を支えるHP ALM 11ソリューション
〜テストを変える!テスト近代化へのアプローチ
日時:2001年2月15日(火)13時30分〜17時30分
場所:ベルサール飯田橋
■新製品に関する詳細の情報は、以下のURLを参照してください。
http://www.btoclub.jp
■日本HPプレスルーム
http://www.hp.com/jp/pressroom/
文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
<お客様からのお問い合わせ先>
カスタマー・インフォメーション・センター TEL:03−6416−6660
ホームページ:http://www.hp.com/jp