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AIGジャパンHD、AIUと富士火災の合併による経営統合で準備開始
日本におけるAIGグループの再編について
AIG ジャパン・ホールディングス株式会社(代表取締役社長兼CEO ロバート L. ノディン、以下「AIG ジャパン・ホールディングス」)とその100%子会社であるAIU損害保険株式会社(代表取締役社長兼CEO 小関誠、以下「AIU」)と富士火災海上保険株式会社(代表取締役社長兼CEO 横山隆美(◇)、以下「富士火災」)は、関係当局の認可等を前提に、2015年下半期(*)以降にAIUと富士火災(以下「両社」)の合併による経営統合を行う方向性で準備を進めることを決定しましたのでお知らせします。(*暦年ベース)
◇代表取締役社長兼CEO名の正式表記は、添付の関連資料を参照
1.経緯と目的
日本におけるAIG グループ各社は、AIG ジャパン・ホールディングスを中心に、保険の引受による安定した収益基盤を確保し、市場をリードする革新的なリスク管理サービスを提供していくための成長戦略を策定し展開しています。
中でも、2000年の業務提携に始まり関係を深めてきたAIUと富士火災は、2011年に富士火災がAIGの100%子会社となって以降、次世代代理店システムの共同開発、商品の代理代行販売、人材交流など、さらにその連携を加速させてきました。
この度、AIG グループとして将来に向けたさらなる相乗効果を追求する成長戦略を検討してきた結果、両社の合併による経営統合により両社が現在有する強みを組み合わせ、経営資源の集約を図ることが、お客さま、代理店、ビジネスパートナー、社員を含むすべてのステークホルダーの最善の利益に適うと判断し、両社の取締役会において統合に向けた準備を進めることを決定しました。
2.新会社の目指す姿
本経営統合においては、国内外における経済活動や社会情勢の変化、テクノロジーの進展など損害保険業界を取り巻く経営環境の変化を踏まえた事業基盤の変革と成長戦略を実現することを重視します。
統合後の新会社は、AIUが67年にわたり外資系損害保険会社として培ってきた専門性や経験・ノウハウと、富士火災の95年にわたる日本市場での豊富な経験、全国ネットワークや経営資源・人材等を融合することで、お客さまのニーズに応え、ご満足いただける商品やサービスをご提供することを目指します。
また、米国の企業向け損害保険市場における最大手であるAIGが得意とする企業に対する高度なリスク・マネジメント・ソリューションの日本市場への積極展開を図っていきます。
さらに、両社の経営資源や将来への投資を一本化することにより、経営の効率化を図るとともに、サービス向上のための基盤整備も可能となります。
そして、お客さま、代理店、ビジネスパートナー、社員を含むすべてのステークホルダーの皆さまに新しいサービスや付加価値を提供し、一体となって新会社の持続的な成長を目指します。
3.今後の予定
AIG ジャパン・ホールディングスとAIUと富士火災は、本日付で経営統合を検討する「統合実行委員会」を共同で設置し、関係当局の認可等を前提に2年後の2015年下半期(*)以降にAIUと富士火災の合併による経営統合を行う方向で、速やかに統合計画などを策定する予定です。(*暦年ベース)
なお、本経営統合に向けた進捗状況等については、主にAIUと富士火災のホームページ等を通じて、皆さまにお知らせする予定です。
4.お客さまのご契約に関して
本経営統合による両社のお客さまの既存のご契約に影響はございません。
<AIUのお客さまからのお問い合わせ先>
0120−992−475
(平日 午前9時から午後5時)
<富士火災のお客さまからのお問い合わせ先>
0120−228−597
(平日 午前9時から午後5時)
注)本資料においては、会社名をアルファベット順で記載しております。
※参資考料は、添付の関連資料を参照