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スター精密、キャッシュドロアーをLANなどで制御可能とするインターフェースBOXを発売
キャッシュドロアーをLAN/Bluetooth通信で制御可能とするインターフェースBOXを発売
〜急速に進むスマートフォン、タブレットPOS運用におけるキャッシュドロアー制御に対応〜
スター精密は世界的に需要が高まっているスマートフォン、タブレットPOS市場における更なるシェア拡大を目指し、キャッシュドロアー(金銭収納・引出機器)をLANおよびBluetooth通信経由で制御可能とするインターフェースBOX「DK−AirCash」を2013年7月16日より販売開始します。
従来、POSシステムは据え置き型のPCにキャッシュドロアーやプリンターを組み合わせた形が一般的でしたが、近年ではタブレット端末やスマートフォンの普及により、それらの機器を利用したタブレットPOSと呼ばれるシステムが急速に発展しています。しかしながら、同システムにてタブレット端末やプリンターが無線通信化・モビリティ化する一方で、POSシステムの中核を担うキャッシュドロアーについては独自の有線接続が主となっており、タブレットPOSシステムのメリットを活かしきれない問題がありました。
今回発売の「DK−AirCash」は、キャッシュドロアーに接続することで、キャッシュドロアーがタブレット端末とLANおよびBluetooth通信経由で制御可能となり、タブレット端末上の操作でキャッシュドロアーのオープン操作および開閉ステータスの取得が可能となります。キャッシュドロアーを無線通信化する機器としては業界初であり、充実したタブレットPOSシステムの構築をサポートするものです。
※製品画像は添付の関連資料を参照
当社はスマートフォン、タブレットPOS市場にて、2010年にモバイルプリンターの販売を開始し、2012年に同製品にてApple MFiライセンスプログラム認定品を販売するなど、同市場の多様なユーザーニーズに対応して順調にシェア拡大を進めてきました。今回の新製品の投入によりスマートフォン、タブレットPOS関連製品のラインアップ充実を図り、先進的なPOSシステム製品の提案に繋げていくものです。
「DK−AirCash」は日本国内、米国、ヨーロッパを中心に2015年度末までに累計2万台の販売を目指します。
また、7月23日〜24日にザ・プリンスパークタワー東京にて開催されるSoftBank World2013にて「DK−AiCash」を出展いたします。当社ブースにてモバイルプリンターとあわせて完全無線通信化されたタブレットPOSシステムを体験いただくことができます。
<「DK−AirCash」使用構成>
※添付の関連資料を参照
■新製品の主な特長
【既存キャッシュドロアーとの互換性】
◎キャッシュドロアーとプリンターを接続する一般的な方法であるRJ−11モジュラーケーブルで接続
【用途に合わせた通信方式が選択可能】
◎LAN通信とBluetooth通信に対応
【周辺機器向けの電源供給USBポート搭載】
◎USB(Type−A)5V/1Aの電源供給ポートを搭載。タブレット端末の給電や、システムの拡張用途に使用可能
【アプリケーション開発支援ソフト(SDK)を無償提供】
◎AndroidおよびiOSに対応したStarIO(通信サポートソフト)SDKを当社HPにて公開
http://www.star-m.jp/products/s_print/solutions/stario/
◎アプリケーションStarIO SDKをApp StoreおよびGoogle playにて配信
※参考画像は添付の関連資料を参照
■「DK−AirCash」の主な仕様
※添付の関連資料「仕様」を参照
【標準価格(税抜)】
「SAC10E−24」「SAC10EB−24」:オープン
参考(ACアダプター「PS60A−24B1アダプターセットJP」:12,000円)
【販売開始日】
平成25年7月16日
以上