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不動産経済研究所、上半期の近畿圏のマンション市場動向を発表
《近畿圏のマンション市場動向》
−2013年上半期(1〜6月)−
◎前年同期比9.5%増の1万1,318戸。大阪府下、京都府下、和歌山以外は増加。
◎価格は3,532万円(1.8%アップ)、m2単価50.5万円(4.1%アップ)。
◎下半期は約1万3,700戸。大手デベロッパー中心の市場。
(1)1〜6月の発売は1万1,318戸、前年同期比9.5%増。
’12年1万334戸、’11年9,305戸、’10年1万231戸、’09年1万157戸、’08年1万1,857戸、’07年1万5,096戸、’06年1万4,311戸、’05年1万4,078戸、’04年1万5,823戸、’03年1万5,271戸、’02年2万443戸、’01年1万7,274戸、’00年1万9,601、’99年1万6,698戸、’98年1万3,052戸、’97年1万5,306戸、’96年2万633戸(過去最多)’95年1万6,088戸、’94年1万8,066戸。
(2)契約率平均は80.4%、前年同期の75.9%に比べ、4.5ポイントのアップ。
(3)1戸当たり価格は3,532万円、1m2当たりの単価は50.5万円。
前年同期比で戸当たり61万円(1.8%)アップ、m2単価は2.0万円(4.1%)のアップ。
戸当たり価格、m2単価ともに2年ぶりにアップ。
(4)継続販売戸数は1,745戸、’12年6月末(2,602戸)比857戸減。
(5)下半期(7〜12月)の販売見込みは、約1万3,700戸、(’12年1万2,892戸)
’12年1〜12月2万3,266戸、’13年1〜12月(見込み)約2万5,000戸
☆近畿圏のマンション市場動向<2013年上半期(1〜6月)>
1. 2013年上半期(1〜6月)の新規販売戸数は1万1,318戸である。対前年同期(10,334戸)比9.5%(984戸)増である。
2. 上半期の地域別発売戸数は大阪市4,492戸(前年同期3,659戸)、大阪府下2,838戸(同3,183戸)、神戸市1,194戸(同1,159戸)、兵庫県下1,278戸(同997戸)、京都市832戸(同673戸)、京都府下148戸(同168戸)、奈良県312戸(同250戸)、滋賀県212戸(同201戸)、和歌山県12戸(同44戸)である。
3. 前年同期実績に対する地域別増減率は大阪市22.8%増、大阪府下10.8%減、神戸市3.0%増、兵庫県下28.2%増、京都市23.6%増、京都府下11.9%減、奈良県24.8%増、滋賀県5.5%増、和歌山県72.7%減となっている。
4. 上半期の1戸当たりの平均価格、m2単価は3,532万円、50.5万円である。
前年同期は3,471万円、48.5万円であったので、前年同期比総額では61万円(1.8%)のアップ、m2単価では2.0万円(4.1%)のアップである。
5. 上半期の地域別平均価格、1m2当たりの分譲単価は以下の通り。
大阪市3,577万円、54.2万円(前年同期3,295万円、51.4万円)大阪府下3,478万円、47.2万円(同3,547万円、45.5万円)神戸市3,474万円、48.4万円(同3,733万円、52.4万円)兵庫県下3,836万円、50.0万円(同3,455万円、45.1万円)京都市3,506万円、59.9万円(同4,044万円、57.9万円)京都府下2,488万円、30.9万円(同3,234万円、41.5万円)奈良県3,465万円、46.8万円(同3,303万円、42.0万円)滋賀県2,790万円、35.2万円(同2,813万円、36.9万円)和歌山県2,444万円、33.0万円(同2,167万円、34.1万円)。
6. 1〜6月の平均月間契約率は80.4%で、前年同期の75.9%に比べて4.5ポイントアップしている。
7. 1〜6月の総契約戸数(2012年末の継続販売戸数を含む)は1万2,330戸で前年同期実績の総契約戸数1万1,039戸を1,291戸(11.7%)上回っている。
8. 上半期の即日完売戸数は1,061戸(発売戸数の9.4%)、フラット35付戸数は6,491戸(57.4%)であった。
9. 下半期の発売見込みは、約1万3,700戸で前年同期(1万2,892戸)比6.3%増。
※以下の資料は添付の関連資料「添付資料」を参照
☆地区別マンション供給戸数
☆価格の動き
☆新規マンション月間契約率(新規発売分)