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GMOインターネット、バーチャルプライベートサーバー「ConoHa」を提供開始
IPv6、複数IPアドレス、ローカルネットワークに対応した
VPS新ブランド「ConoHa(コノハ) byGMO」を提供開始
〜OpenStack最新バージョン「Grizzly」・仮想化技術「KVM」を採用〜
GMOインターネット株式会社(以下、GMOインターネット)は、手軽さと自由さを併せ持ったVPS(バーチャルプライベートサーバー)の新ブランド「ConoHa(コノハ) byGMO」(以下、「ConoHa」)」を立ち上げ、本日2013年7月4日(木)より提供開始いたしました。
「ConoHa」は、“VPSの次の世代のサービス”を目指して開発したサービスで、初期費用無料、月額976円(税込)からと安価でありながら開発者がVPSをさらに自由かつフレキシブルに活用できる環境をご提供します。
IPv6のような先進的なネットワーク機能への対応、複数IPアドレスの付与、ローカルネットワークによる複数台構成に対応するなど、今までのVPSに不足していた機能を備えています。
※イメージキャラクター画像は添付の関連資料を参照
【「ConoHa」提供の背景】URL:http://www.conoha.jp/
インターネットサービスを個人で立ち上げる開発者や、ネットベンチャー企業が増加している中で、VPSは手軽な価格帯でありながらWebアプリケーションを構築しインターネットサービスの運営にも耐えることから、確実に市場を拡大しています。
しかし、一般的なVPSでは、立ち上げたサービスが人気を博し、アクセス数の増大に耐えられなくなった場合、サーバー環境の拡張ができずに、価格面で大きく差のあるクラウドサービスへと乗り換えざるを得ないのが実情です。
このような背景からGMOインターネットでは、「VPSは、まだまだ楽しくなる」をキャッチフレーズに、従来のVPSの課題を解決すると共に“VPSの次の世代のサービス”を目指し、新ブランド「ConoHa」を開発しました。
<「ConoHa」のネーミングについて>
「ConoHa」は、“Compute Nodes with Hi−flexible Architecture”の略で、「柔軟に構成可能なコンピューター群」という意味です。利用者が自由に組み合わせて独自のWebサービスを構築し、VPSをフレキシブルに活用して欲しいという願いを込めています。
【「ConoHa」について】
特長1.サーバー初期費用無料+月額976円(税込)からの安価な価格設定
「ConoHa」は全プラン初期費用無料で、メモリ1GBプランなら月額976円(税込)からと、手軽にご利用いただけます。1台だけの利用はもちろん、複数台ご利用になる場合でも、クラウドサービスより安価でわかりやすい料金体系となっているため、予算も立てやすく、想定外の費用が発生することがありません。また、お支払いは後払い方式で、申し込みから15日の無料トライアル期間を設けています。
特長2.実績のある仮想化技術で安定したVPSを提供
技術面では、世界的に高く評価されている仮想化技術の「KVM」に加え、オープンソースプロダクトであるOpenStackの最新バージョン「Grizzly」を「ConoHa」専用にカスタマイズしたものを採用しています。また、GMOインターネットの提供するソーシャルゲーム専用クラウドサービス「GMOアプリクラウド」で培った国内最大級のKVM運用実績をベースに、「ConoHa」においても安定したVPSをご提供します。
特長3.IPv6・複数IPアドレスに対応
IPv4アドレスの枯渇が問題視されていますが、「ConoHa」は「IPv6」に対応。ご利用開始時からすぐにお使いいただけます。IPv4アドレス1個、IPv6アドレス17個を標準でご提供いたします。
また、GMOインターネットが提供しているドメイン登録サービス「お名前.com」では、IPv6にも対応した無料オプションサービス「レンタルDNSレコード設定(URL:http://www.onamae.com/option/dnsrecord/)」をご用意しています。独自ドメインでWebサーバーやメールサーバーを運用する際に必要なDNSレコードの自由な設定が可能なため、「ConoHa」と併せてご利用いただくことで、次世代ネットワークであるIPv6への移行がスムーズにおこなえます。さらに、サーバー上でのIPv6対応サービスの実験も容易です。IPv6環境をすぐに活用できます。
特長4.ローカルネットワーク構成に対応
「ConoHa」では、「ローカルネットワーク」機能(月額2,100円/税込)をご利用いただくことで、ご契約いただいた複数台のVPSをインターネットから切り離して、独自のネットワークを構成する使い方が可能です。ローカルネットワークを介して公開Webサーバーと非公開のデータベースサーバーを接続するなど、二階層、三階層構成によるWebシステムの構築を実現できます。
※サービススペック・価格表などリリースの詳細は添付の関連資料を参照