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サトー、流通BMS対応のクラウド型出荷システムサービスを提供開始

2013-06-25

サトー、流通BMS対応のクラウド型出荷システムサービス『大車輪SaaS』を開発
卸・メーカーの利便性を第一に考えたクラウドサービスを提供開始


 自動認識システムとシール・ラベル販売の株式会社サトー(社長:山田圭助、本社:東京都目黒区 以下サトー)はこのたび、流通BMS(※1)に対応した出荷システムサービス『大車輪SaaS』を、6月より提供開始しました。『大車輪SaaS』は、複数の小売店と取引する卸・メーカーの出荷業務を支援する、月額利用型のクラウドサービスです。

 流通BMSは、メーカー、卸、小売の流通事業各社が標準化された通信手段とフォーマットでデータ交換を行い、個別対応をなくしてコスト面・作業面の負担を軽減するために策定された標準EDIです。しかし、流通BMSの普及が進むにつれて、小売店ごとにメッセージの使い方や設定が少しずつ異なる場合があり、複数の小売店と取引する卸・メーカー側では個別にデータ修正や自社システムの改修を行うなど、運用上の負担となっています。

 そこで、サトーは昨年9月、流通BMSの「方言」とも言えるこれらの解釈の違いを修正するデータ共通化サービス『RetailComPass(リテールコンパス)』を開発、提供を開始しました。『大車輪SaaS』はこの『RetailComPass』と連携し、小売店のメッセージへの個別対応をなくすとともに、自社の倉庫環境情報を登録することで小売店からの受注情報を「出荷指示情報」に変換することを実現。受注からピッキング、検品、出荷までの出荷業務全般を支援する、卸・メーカーの利便性を第一に考えたシステムとして開発しました。
 また、クラウドサービスにすることで初期費用を抑えるとともに、維持・管理メンテナンスの負担も軽減します。小売店マスタなどのデータは『大車輪SaaS』側で更新するため、常に最新の情報をご利用いただけます。

 流通BMS対応 出荷システムサービス『大車輪SaaS』の利用料金は、1ユーザーあたり
(※2)小売業1社ごとに月額2万円、2013年度の導入目標は500ユーザーです。

 ※1 BMSはビジネスメッセージ標準(Business Message Standard)の略で、「流通BMS」は一般財団法人流通システム開発センターの登録商標です。
流通業界のメーカー、卸売、小売各社のオンライン受発注の通信手段にインターネットを採用、EDI(電子データ交換)のデータフォーマットも標準化することで個別対応をなくし、コストの削減と業務の効率化を目指して策定された標準規格です。
 ※2 物流倉庫・配送センターなどの事業所単位で1ユーザーとカウントします。


以上


 *<参考資料>は添付の関連資料を参照

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